ニュースの要約
- ペッツファーストホールディングス株式会社が2024年の健康管理やペットの取扱実績を報告
- ペットの病気や死亡事故を根絶するための取り組みを開示
- ブリーダーとの連携強化や店舗での健康管理などさまざまな施策を実施
概要
ペッツファーストホールディングス株式会社は、”Pets always come first”を理念に掲げ、傘下のペットショップ「Pʼs-first」の2024年における流通過程の重要指標を報告しました。
同社は2024年1月1日から12月31日までの間に取り扱ったペットの頭数が20,455頭、Pʼs-firstでのご契約数は20,271頭、ご解約数は150頭でした。また、Pʼs-first、ペットケア&アダプションセンター日光での里親譲渡数が145頭、2024年12月末時点で同センターには53頭が生活しており、主に治療を終えた、または回復期にある49頭が里親を募集中、1頭は終生飼養を行う予定とのことです。
一方で、病気や疾患などが発見され治療を施したものの、残念ながら発生した死亡事故数は140頭、死亡率は0.68%でした。主な死亡原因は呼吸器疾患が36頭25.7%、感染症29頭20.7%、消化器疾患27頭19.3%となりました。
この結果について同社は、ブリーダーとの連携強化、店舗における消毒や整腸サプリメントの導入、動物病院との連携強化など、さまざまな取り組みを実施してきたと報告しています。今後も社内外の獣医師や愛玩動物看護師を中心とした「死亡事故ゼロプロジェクト」を通じて、ペットの健康管理と死亡事故ゼロの実現を目指していくとしています。
編集部の感想
編集部のまとめ
ペッツファーストマンスリーペットレポート:ペッツファーストホールディングス株式会社が2024年の総括を発表についてまとめました
ペッツファーストホールディングス株式会社は、ペットの健康と命を何よりも大切にするという理念の下、2024年の経営実績と健康管理の取り組みを詳細に報告しました。同社は、売れ残りや行き先のわからないペットが一頭も存在しないことや、死亡事故率の改善など、具体的な数値目標を明示しています。また、ブリーダーとの連携強化や店舗での衛生管理、動物病院との協力など、ペットの健康を守るための多角的な取り組みを示しており、業界全体に対する提言としても意義深いものと感じられます。
同社は、ペットショップに求められる社会的責任を真摯に受け止め、開示と原因究明、対策の実践に積極的に取り組んでいます。このような姿勢は、ペット業界のさらなる健全化につながる良いモデルケースになるのではないでしょうか。ペットを愛する消費者の期待に応えるため、同社のこれからの取り組みにも注目していきたいと思います。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000067.000064020.html