ニュースの要約
- 2023年3月に開催されたフェンシング女子サーブル ワールドカップ大会(ギリシャ/イラクリオン)で、江村美咲が優勝しました。
- 江村選手は世界ランク2位で大会に臨み、6試合を戦いながらも優勝を果たしました。
- 今シーズン2回目の世界No.1となり、自身の成長を感じている様子が伝わってきます。
概要
2025年3月8日(土)にギリシャのイラクリオンで開催されたフェンシング女子サーブル大会にて、江村美咲選手(株式会社立飛ホールディング所属)が金メダルを獲得しました。
江村選手は1月のグランプリ大会(チュニジア/チュニス)に続き、今シーズン2回目の世界No.1に輝きました。準々決勝では第2シードのNAVARRO(スペイン)選手に15対12で勝利し、準決勝でも第3シードのBATTAI(ハンガリー)選手に15対13で勝利しました。そして決勝では世界ランキング29位のILIEVA(ブルガリア)選手に15対11で勝利し、見事金メダルを獲得しました。
江村選手は「日本から応援してくださった皆様、ありがとうございました。また、コーチやトレーナーさん、関係者の皆様にも心から感謝しています。今日はこれまでの優勝と違って、1日中模索しながら戦っていました。練習の時から、なかなか自分の思い描くフェンシングができずにクオリティとしては低い感覚がありました。試合当日までその感覚は変わらず、自分のプレーを貫いたというよりは、それぞれの相手に合わせた戦い方でリスクを取りながら勝負を仕掛けました。6試合戦って6通りの自分がいました。納得のいかない状態の中でも、迷う事なく割り切って勝ちに行けた部分は過去の失敗が活かせたかなと思います。今日の自分のフェンシングは美しくありませんでしたが、必ずしも美しく完璧にする事だけが正解でも無いのかなという気づきもありました。」とコメントしました。
編集部の感想
編集部のまとめ
フェンシング:女子サーブル ワールドカップ大会(ギリシャ/イラクリオン)で江村美咲が優勝!についてまとめました
この度のフェンシング女子サーブル ワールドカップ大会(ギリシャ/イラクリオン)における江村美咲選手の優勝は、大変喜ばしいニュースと言えます。
江村選手は世界ランキング2位で臨んだ本大会で、準々決勝、準決勝と苦しい戦いを強いられながらも、決勝戦では世界ランキング29位のILIEVA(ブルガリア)選手を15対11で破り、見事優勝を果たしました。
自身の理想通りのプレーができなかったものの、状況に応じて柔軟に戦略を変え勝ち進んだ江村選手の強さが光っています。また、自身の経験を活かしながら、美しさよりも勝利を意識したフェンシングを行ったという感想からは、これまでの経験が確実に力となっていることがうかがえます。
今回の優勝は、2022年5月のチュニジア大会以来のものです。今シーズン2度目の世界No.1の座を獲得した江村選手の今後の活躍にも期待が高まりますね。2025年3月に開催されるエジプト/カイロでの次回大会にも注目が集まります。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000039246.html