ニュースの要約
- TOKYOBEASTがRazerとWorldとオンラインゲームのボット問題に取り組むべく提携を発表
- 「Razer ID verified by World ID」と呼ばれる新しい本人確認システムをTOKYOBEASTで導入
- この取り組みにより、ゲームの公平性を高め信頼できる環境を実現することが目的
概要
本日、サンフランシスコで開催されたGame Developers Conference (GDC)にて、ゲームブランドのRazer、デジタルIDプロジェクトのWorld、そしてゲーム開発スタジオのTOKYOBEASTが、オンラインゲームの課題となっているボットアカウントの排除に向けた新たな取り組みを発表しました。
この取り組みの核となるのが、「Razer ID verified by World ID」と呼ばれる、Razer IDとWorldの技術を組み合わせたユーザー認証システムです。このシステムにより、人間のプレイヤーとAIのボットアカウントを見極め、真正なプレイヤーのみの公平なゲーム体験を実現することが目指されています。
「Razer ID verified by World ID」は、ゲームのみならずRazer社のエコシステム全体で活用されることが計画されており、これによってゲームにおける不正行為の撲滅と、ゲーマーの信頼獲得につなげていくことが狙いとなっています。
さらに、この取り組みの最初の導入タイトルとなるのが、TOKYO BEASTです。2123年の東京を舞台にした戦略バトルゲームである同タイトルにおいて、本人認証システムを導入することでボットアカウントの排除と、公平なプレイヤー間の競争環境の実現を目指します。
編集部の感想
編集部のまとめ
TOKYO BEAST:RazerおよびWorldとオンラインゲームのボット問題に立ち向かうべく提携を発表についてまとめました
今回のRazer、World、TOKYOBEASTによる提携は、オンラインゲームにおける重要な課題であるボットアカウントの排除に向けた包括的な取り組みと言えます。ゲームに参加する人間プレイヤーの本人性を確認しつつ、個人情報の保護にも配慮した新しい認証システムの導入は、ゲームの公平性と信頼性を高めることができるでしょう。
特に注目なのが、この取り組みの皮切りとなる「TOKYO BEAST」への採用です。近未来の東京を舞台にしたSFテイストのゲームでこの新システムを活用することで、これまでにない新鮮なゲームプレイを体験できるかもしれません。ボットアカウントの排除によってゲームの健全性が高まり、さらにRazerやWorldのブランドと技術力も活かされることから、「TOKYO BEAST」がユーザーから大きな注目を集めることが期待できます。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000127222.html