ニュースの要約
- 世界的な霊長類学者・山極寿一氏が、老いをテーマにした新著『老いの思考法』を発刊
- 発刊を記念して、思想家・内田樹氏との特別トークイベントを開催
- 山極氏は、ゴリラの老い方から学び取った人生の豊かさを書き綴った
概要
株式会社文藝春秋は、ゴリラ研究の第一人者として世界的に知られる山極寿一氏の新著『老いの思考法』を3月19日に発売しました。
本書は、700万年の進化史と霊長類研究の知見をもとに、なぜ人間だけが長い老年期を持つのかという問いに迫っています。山極氏は「老い」は人間に特有の重要な時期で、ゴリラから学んだ老いの美しさを取り戻すことが大切だと訴えています。
発刊を記念して、思想家の内田樹氏を特別ゲストに迎え、「サル化する社会でどう老いるのか?」を語るトークイベントも開催されます。山極氏が描く人生の「老い」の意義について、二人の知の巨人による深い対話が期待されます。
編集部の感想
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老いを美しいものとして捉え直すアプローチが新鮮だと感じました。
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老いについて前向きな視点を示すことで、高齢化社会の課題解決に一石を投じる可能性があるように思います。
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二人の著名な学者による対談は、きっと示唆に富んだ議論が展開されるはずです。
編集部のまとめ
株式会社文藝春秋:世界的な霊長類学者・山極寿一さんの新著『老いの思考法』が刊行!特別トークイベントも開催!についてまとめました
本書は、長寿化が進む現代社会に生きる私たちにとって、大変重要な洞察を与えてくれるものです。山極氏は、ゴリラの老いに学び、老いを「 さびしい」「苦しい」ものではなく、むしろ美しく、威厳に満ちた存在であると提示しています。
高齢化社会を迎える中で、老いに対するネガティブなイメージを払拭し、前向きに捉え直すことの必要性が示されたと言えるでしょう。さらに、内田樹氏との対談では、さまざまな視点から議論が深められることが期待されます。この本が私たちに新しい老いの姿勢を提示し、明るい高齢社会の実現につながることを願っています。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000627.000043732.html