ニュースの要約
- 北海道博物館が、アイヌの衣服資料を中心とした第4回蔵出し展を開催
- 約6,500点ものアイヌ民具資料のうち200点近くの衣服資料を展示
- 資料の保存の観点から、通常は公開できない貴重な衣服資料を一般に公開
概要
北海道博物館は現在、約6,500点ものアイヌ民具資料を所蔵しています。その中でも衣服資料は200点近くに及び、国内の他の博物館と比べても非常に多くの衣服資料を持っているのが特徴です。
しかし、博物館の重要な役割の1つである「資料保存」という観点から、普段は当館の総合展示室内で展示できる衣服資料の数は極めて限られています。そのため、今回の第4回蔵出し展では、実物資料のほか、撮影した写真なども交えながら、当館が所蔵する豊富なアイヌの衣服を一般の方々に紹介します。
編集部の感想
編集部のまとめ
北海道博物館:第4回蔵出し展「アイヌの衣服-北海道博物館の所蔵資料から-」2025年4月26日(土)~2025年6月15日(日)開催についてまとめました
今回の蔵出し展では、北海道博物館が所蔵する約6,500点ものアイヌ民具資料の中でも、特に200点近くにものぼる豊富な衣服資料を一般に公開する貴重な機会となります。普段は限られた展示しかできないという資料保存の面でのジレンマを抱えている博物館ですが、このように特別展で資料を公開することで、アイヌ文化の保護・継承に貢献できると感じました。
展示される実物資料や撮影された写真を通して、アイヌの伝統的な衣服文化の魅力を知ることができる良い機会だと思います。2025年4月から6月までの期間限定での開催ですので、北海道を訪れる際は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000736.000088209.html