ニュースの要約
- 佐賀バルーナーズ、地域高校、市民DAOが連携し、子どもたちと選手が”バルたん”コースターを制作
- バルたんコースター制作ワークショップの開催や、HEROs PLEDGEへの共感が広がった
- 地域高校生がBリーグ公式戦のアリーナ内で環境発表を行った
概要
2025年4月26日に開催されたBリーグ・佐賀バルーナーズ vs 大阪エヴェッサ戦のホームゲームに合わせて、NPO法人唐津Farm&Food、佐賀県立唐津南高校「虹の松原プロジェクトチーム」、そして佐賀バルーナーズDAOが連携し、アップサイクルと環境アクションを組み合わせた新たな取り組みが行われました。
会場では、地域で回収されたペットボトルキャップを素材にした「バルたん彫刻入りオリジナルコースター」制作ワークショップを実施。唐津南高校の生徒たちとDAOメンバーがブース運営を担い、来場者とともに約100枚のコースターを制作しました。その中の50枚は、成形機を使ってその場で手作りされました。この体験に、佐賀バルーナーズのチェイス・フィーラー選手もサプライズで参加し、子どもたちと一緒にレバーを押してアップサイクルの工程を共にし、完成したコースターを笑顔で掲げる姿に、会場からは大きな歓声が上がりました。
同日には、スポーツを通じたプラごみ削減の全国キャンペーン「HEROs PLEDGE」ブースも設置され、来場者が自身のスマートフォンからプレッジ登録を行う姿が多数見られました。HEROs PLEDGEの参加申し込みは2025年5月18日(日)まで受け付けられており、誰でも登録が可能です。
また、唐津南高校「虹の松原プロジェクトチーム」の生徒が、Bリーグ公式戦のアリーナ内で【高校生初】の環境発表に挑戦。「プラスチックごみ問題にどう向き合うか」をテーマに、来場者に向けてメッセージを発信しました。
本取り組みを通じて、子どもから大人までが「手を動かして、資源と未来をつなぐ」体験を共有。アップサイクル製品を通じた環境教育や、市民DAOによる運営協力、そしてHEROs PLEDGEを通じた全国的なアクションへとつながる広がりが見られました。今後も唐津Farm&Foodと佐賀バルーナーズDAOは、地域に根ざした循環型の応援文化を通じて、環境負荷の少ない未来づくりを進めていきます。
編集部の感想
編集部のまとめ
佐賀バルーナーズ×地域高校×市民DAO:子どもたちと選手が”バルたん”コースターを制作、HEROs PLEDGEへの共感が広がるについてまとめました
今回の取り組みは、地域の企業や学校、そして市民DAOが連携することで、スポーツを通じた環境活動を展開できた好事例だと言えるでしょう。特に、子どもたちがアップサイクルの工程を体験しながら、自分たちで製品を制作できたのは、楽しみながら学べる機会になったと思います。
また、HEROs PLEDGEへの参加呼びかけも行われており、スポーツファンだけでなく一般の来場者からも共感を得られたようです。さらに、地域の高校生が公式戦のアリーナで環境メッセージを発信したのは、スポーツの場を活用して若者の活動を後押ししたことで、今後の展開にも期待が持てそうです。
地域に根づいた循環型の応援文化の形成は、単なるスポーツイベントを超えて、子どもたちの教育やコミュニティづくりにも役立つかもしれません。今回の取り組みが、さらなる広がりを見せることを期待したいですね。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000072.000142434.html