ニュースの要約
- 日本郵船と船員労務管理システム「TRANS-Crew」の運営会社AISが協業し、船員の資格・有効期限を一元管理するクラウドサービスを開発する
- 2025年秋ごろのサービス提供開始を目指して開発が始動
- 資格情報の一元管理、有効期限のリマインド通知、リアルタイムの情報共有など、従来の非効率な管理を解消する機能を備える
概要
株式会社エイ・アイ・エスは、船員向け労務管理システム『TRANS-Crew』において、日本郵船株式会社と協業し、船員の資格および有効期限を一元的に管理する「資格管理・有効期限管理クラウドサービス」の開発に着手いたしました。
本サービスの提供開始は、2025年秋頃を予定しております。これは、2024年にリリースした手当・給与連携サービスに続く、日本郵船との協業第2弾となります。
従来、船員の資格や証明書の有効期限管理は、安全運航の根幹を支える極めて重要な業務でありながら、手作業や分散管理による非効率やリスクが課題となっていました。本サービスはこれらの課題を解決するため、『TRANS-Crew』上で資格情報の一元管理を可能とし、資格更新のリマインド通知機能や履歴管理機能を搭載。運航会社、船舶管理会社、そして乗船者自身がリアルタイムで資格状況を把握できる環境を実現します。
今後は、資格情報と連携した船員の配乗計画の自動化に対応するほか、AIによる最適化・分析機能の搭載も計画中です。これにより、配乗計画、労務管理、手当計算・給与システム連携、資格管理といった各業務を、すべて『TRANS-Crew』プラットフォーム上で一元的に管理・運用できる体制を構築し、船舶運航に関わる業務の効率化と高度化を力強くサポートしていきます。
編集部の感想
編集部のまとめ
クラウドサービス:【日本郵船×TRANS-Crew】協業第2弾、始動!船員資格の有効期限を一元管理するクラウドサービスを開発開始についてまとめました
今回の取り組みは、船員の資格管理という大変重要な業務を、クラウド上で一元的に管理できるようにするものです。資格の有効期限管理やリアルタイムの情報共有など、これまでの非効率な手作業による管理方式から脱却できるのは大きな前進と言えるでしょう。
今後はさらに、資格情報と連携した配乗計画の自動化やAIによる最適化など、『TRANS-Crew』プラットフォームの機能強化も予定されています。これにより、船舶運航に関わる各種業務が一元的に管理・運用できるようになり、大幅な効率化と高度化が期待できそうです。
本サービスの開発は、海運DXを牽引する取り組みとして注目に値するでしょう。今後の展開にも期待が高まります。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000040.000041818.html