ニュースの要約
- 明日香出版社が5月19日に『はじめてでも読み解けるビジネス契約書』を発売
- 著者の本郷貴裕氏は、契約書レビューの専門家で、これまでに数千件のチェックを行ってきた
- 本書では、ビジネスの現場で使える契約書の読み解き方を詳しく解説している
概要
明日香出版社は5月19日に、新刊『はじめてでも読み解けるビジネス契約書』を発売しました。
本書の著者である本郷貴裕氏は、企業法務の専門家で、これまでに数千件もの契約書をチェックしてきた経験を持っています。株式会社東芝で法務部門に在籍していた際には、発電所の建設プロジェクトや国際仲裁案件、M&Aなどの海外案件にも携わっていました。
その後、独立して契約書のレビュー方法について指導する「本郷塾」を立ち上げ、さまざまな業界の営業や事業開発、法務部門の方々を対象にした社内研修やオンラインセミナーなどを提供しています。
本書では、営業やビジネス部門の方々が、自社に不利にならない契約を締結するための知識を習得できるよう、具体的な条文例と修正案を数多く紹介しています。さらに、契約締結後の実務上の注意点や、一見不公平に見える条文の意味も解説しているので、総合的な契約書理解力が身につくと期待できます。
著者の本郷氏は、「公平な内容」、「少なくとも自社に不利な内容ではない契約」を結ぶことを提案しています。自社に有利な内容にしようとすると、相手にも同様の意図があるため、結局不毛な時間を費やすことになりがちだからです。契約書の交渉では、お互いに win-win の関係を築くことが重要だと述べています。
編集部の感想
編集部のまとめ
『はじめてでも読み解けるビジネス契約書』：ビジネスの最前線で読み解き交渉できる力をについてまとめました
今回紹介した『はじめてでも読み解けるビジネス契約書』は、ビジネスの現場で活用できる契約書の読み解き方を詳しく解説した一冊です。著者の本郷貴裕氏は、企業法務の専門家で、これまでに数千件もの契約書をチェックしてきた経験を持つ人物です。
本書では、自社に不利にならない契約を締結するための具体的な方法が示されています。単に不利な条文を削除するのではなく、お互いにウィン-ウィンの関係を築くことを提唱しています。そのためには、相手企業の意図も理解しながら、公平な内容の契約書を作り上げていく力が必要不可欠だと説明されています。
ビジネスの最前線で活躍する営業やビジネス部門の方々にとって、この本は必読の一冊と言えるでしょう。契約書の読み解き方を体系的に学べるだけでなく、相手企業との交渉力も身につくはずです。一般の方でも、ビジネスの現場で活躍したい人にとっては非常に参考になる内容だと思います。
参照元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000171.000073326.html
