ニュースの要約
- 王谷晶の小説『ババヤガの夜』が、英国推理作家協会賞（ダガー賞）の翻訳小説部門の最終候補作に選出された。
- 本作は5月にスペクセイバーズ新人犯罪小説賞を受賞しており、世界的に高い評価を得ている。
- 本作の英語翻訳版『The Night of Baba Yaga』は2024年9月に発売予定。
概要
この度、王谷晶による小説『ババヤガの夜』の英訳版『The Night of Baba Yaga』が、英国推理作家協会（CWA）主催の英国推理作家協会賞（ダガー賞）の翻訳小説部門の最終候補作に選出されたことが発表されました。
『ババヤガの夜』は、暴力団の会長令嬢の護衛を任された主人公が、裏社会の闇と少女の抱える秘密に迫っていく過程を描いたスリリングかつエモーショナルな”シスター・バイオレンスアクション”です。2020年の刊行当初より国内で大きな反響を呼び、日本推理作家協会賞〈長編および連作短編集部門〉の候補にも選出された注目作です。
編集部の感想
日本作家の作品が英国の最高峰の推理小説賞の最終候補に選ばれるのは大変名誉なことですね。この作品が海外でも高く評価されているのが分かります。
『ババヤガの夜』は、暴力と優しさが入り混じる作品だそうですが、そんな作品がグローバルに評価されているのはすばらしいです。
翻訳された作品が英国でも注目されているのは、日本の推理小説の質の高さを示しているのかもしれません。今後さらに日本作品の海外での評価が高まることを期待しましょう。
編集部のまとめ
『ババヤガの夜』：異例の最終候補ノミネート！王谷晶の作品が英国推理作家協会賞の翻訳小説部門に選出についてまとめました
王谷晶による小説『ババヤガの夜』が、英国推理作家協会（CWA）主催の英国推理作家協会賞（ダガー賞）の翻訳小説部門の最終候補作に選出されたことは大変注目に値する出来事です。
本作は2020年の刊行当初から国内で高い評価を得ており、今回の英国での最終候補ノミネートは、日本の推理小説が世界的にも高い水準にあることを示す証左となりました。さらに、5月には別のイギリスの賞であるスペクセイバーズ新人犯罪小説賞も受賞しており、英国においても高く評価されていることが分かります。
本作の英語版『The Night of Baba Yaga』は2024年9月に発売予定で、これを機に日本の優れた推理小説がさらに世界に広がることが期待されます。そうした中で、王谷晶作品の魅力が多くの読者に伝わり、日本文学のさらなる国際的な評価につながることを願っています。
参照元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000961.000012754.html
