ニュースの要約
- 認知症本人の視点から世界を旅する映画『認知症世界の歩き方 MOVIE』のクラウドファンディングが台湾で開始
- 台湾最大手福祉財団・弘道老人福利基金會と連携し、認知症への社会的理解を深める国際的な取り組み
- 2025年7月24日に台北で、映画と社会変革について考えるスペシャルトークイベントを開催
概要
issue+designが取り組む『認知症世界の歩き方 MOVIE』プロジェクトが、新たな展開を迎えています。
このプロジェクトは、20万部を超えるベストセラー書籍『認知症世界の歩き方』を原作とし、認知症のある方の視点から世界を旅するユニークな映画制作企画です。
今回、全世界8カ国展開のクラウドファンディングの第2弾として、台湾での取り組みが始まりました。台湾の最大手福祉財団である弘道老人福利基金會と協働し、書籍の翻訳出版、映画上映、ワークショップや教育活動など、多角的なアプローチで認知症への理解を深めようとしています。
プロジェクトの最大の目的は、「認知症=できない・怖い・悲しい」という固定観念から脱却し、「認知症と共に幸せに生きられる」という新たな視点を世界に広げることです。
2025年、台湾が超高齢社会に突入するタイミングでの本プロジェクトは、認知症を単なる個人や家族の問題ではなく、社会全体で取り組むべき重要な課題として提起しています。
編集部の感想
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認知症に対する偏見を変える映画って、とても意義深いプロジェクトだと感じました!
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8カ国展開とは、なんて野心的で素晴らしい国際的な取り組みなんでしょう。
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映画を通じて、認知症への理解を深められる機会は本当に貴重だと思います。
編集部のまとめ
issue+design:認知症ケアの新しい世界へ、8カ国展開のクラウドファンディングが台湾で始動についてまとめました
この取り組みは、認知症に対する社会の見方を根本から変える可能性を秘めています。映画という芸術表現を通じて、人々の心に寄り添い、理解を深める。そんな壮大な挑戦に私たちは大きな希望を感じます。認知症当事者の尊厳と可能性を社会に伝える、まさに革新的なプロジェクトと言えるでしょう。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000055.000020948.html