ニュースの要約
- 日本人の約4人に1人がeスポーツを視聴していることが明らかに
- 視聴者の40%が週1回以上視聴するなど、eスポーツが日常的な娯楽に
- 視聴プラットフォームでは、YouTubeが圧倒的なシェアを誇る
概要
全国1,000人を対象にした調査の結果、日本人の約4人に1人がeスポーツを視聴していることが明らかになりました。
視聴者の中で3分の2が月に1回以上、さらに4割は週1回以上視聴しているという調査結果から、eスポーツがニッチな存在から日常的な娯楽へと進化していることが伺えます。視聴プラットフォームとしてはYouTubeが圧倒的な人気を集めており、ライブ配信やハイライト動画などが視聴者を引き付けています。
また、地域のeスポーツイベントへの参加者も増加傾向にあり、特に女性の参加が目立ってきています。こうした地域密着型のeスポーツ文化の広がりにより、男女問わずeスポーツを「体験する」文化が定着しつつあるようです。
さらに、国内外のトッププレイヤーが活躍する大会の開催など、eスポーツの競技性が高まっていることも特徴的です。従来の議論とは異なり、eスポーツが徐々に「スポーツ」として認知されつつあるとの指摘もあります。
編集部の感想
編集部のまとめ
eスポーツ:「eスポーツはすでに日常」全国調査で見えた日本の視聴習慣と成長の兆しについてまとめました
この調査結果は、日本のeスポーツ文化がいかに日常的なものになりつつあるかを示しています。視聴者の4人に1人という数字は、もはやeスポーツがニッチな存在ではなく、ごく普通のエンターテインメントの一部となっていることを物語っています。
特に注目したいのは、視聴者の多くが月1回以上、あるいは週1回以上と頻繁にeスポーツを楽しんでいるという点です。単発の視聴ではなく、ファンとして定期的にコンテンツをチェックする人が増えているのは大きな変化といえるでしょう。
そしてプラットフォームの一極集中も興味深い傾向です。YouTube以外のサービスはまだ限定的な利用にとどまっており、プレイヤー側もクリエイター側もYouTubeを中心にファンとの接点を作る戦略が有効と考えられます。
男女差の縮小も好ましい傾向だと思います。大規模な大会だけでなく、地域密着型のイベントが女性の参加を後押ししているのは注目に値します。eスポーツを「観る・体験する」文化が確実に根付いてきているのがわかります。
今回の調査結果から、日本のeスポーツシーンは単なる成長段階を過ぎ、すでに一般層に広く受け入れられる日常的なエンタメとしての地位を得つつあるのがわかります。さらなる発展と普及に期待が高まります。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000138061.html














