本記事は、ゼンレスゾーンゼロ(通称:ゼンゼロ)における「ドライバディスク(以後ディスク)」の基礎から実践的な厳選・運用方法までを、複数の情報源を元にわかりやすく整理した攻略ガイドです。ディスクの仕組み、部位ごとの特徴、セット効果の活用、厳選手順、強化優先度、実戦での組み合わせ例、よくあるQ&Aまで幅広く解説します。まずは結論を一言で示すと、「パーティション(部位)ごとのメインを理解し、狙うセット効果とメイン/サブを明確にして段階的に厳選する」のが最も効率的な進め方です。資料は複数の公開情報を参考に要点を再構成しています。
目次
- ディスクの基礎知識
- パーティション(1〜6)の特徴と出現メインステータス
- セット効果の種類と使い分け
- ディスクのレアリティと原盤(合成・分解)の仕組み
- 厳選のタイミングと基本手順
- 強化(育成)優先度とおすすめの振り分け
- キャラクター別の運用例とセット例
- よくあるミスと改善策
- Q&A(初心者向け)
- 実践チェックリスト
- まとめ
1. ディスクの基礎知識
ディスクはエージェントに装備する“防具/アクセサリー”に相当する装備群で、各装備は「メインステータス」「サブステータス」「セット効果」を持ち、装備することでエージェントの能力を強化します。各エージェントには1〜6のパーティションがあり、それぞれに対応したディスクを装着します。パーティションにより出現するメインステータスの候補が決まっているため、どの部位にどのディスクを入れるかが非常に重要です(出典をもとに整理)。
ディスクを理解するための三要素
- メインステータス:パーティションごとに決まる主要な数値(例:固定値のHPや%の攻撃など)。部位によって候補が固定されています。
- サブステータス:ランダムで複数付与される補助的な能力(会心率、会心ダメージ、貫通、属性ダメージなど)。強化(レベルアップ)で成長し、厳選要素にもなります。
- セット効果:同じセット名のディスクを2枚または4枚装着すると発動する恩恵。ビルドの軸になります。
2. パーティション(1〜6)の特徴と出現メインステータス
各パーティションには主に固定・候補となるメインが設定されています。パーティションを正しく把握することで、狙うべきメインステや優先順位が明確になります。
- パーティション1:主にHPの固定値が出る枠。耐久を伸ばしたいキャラに有用です。
- パーティション2:攻撃力の固定値が出現することが多く、火力のベースに直結します。
- パーティション3:防御力の固定値など、耐久寄りの候補が来やすい枠です。
- パーティション4〜6:%系ステータス(HP%/攻撃%/防御%)と会心や属性ダメ、特殊効果などバリエーションが豊富な枠で、厳選対象になりやすいです。
※情報は複数の公開情報を総合して整理しています。部位ごとの細かな出現率や候補一覧は、プレイ中に確認できるデータやコミュニティの集計を参照して確かめるとよいでしょう。
3. セット効果の種類と使い分け
セット効果は2セットと4セットの形で提供され、キャラ性能の方向性を大きく左右します。2セット効果は汎用的な強化、4セットはより尖った専用効果が多い傾向にあります(例:特定属性ダメージ上昇、特定条件で追撃や持続効果など)。ビルドを組む際は「キャラの役割(アタッカー/サポート/耐久)」と「使いたい主要スキル」に合わせてセットを選びます。
セット効果を選ぶポイント
- アタッカー:火力に直結するセット(会心率/会心ダメ/属性ダメージ増加)や、スキルドメインに合った4セット効果を優先。
- サポート:味方バフ/デバフ延長やエネルギー回復、クールタイム短縮などを持つセットが有効。
- 耐久(タンク):HP/防御系のセットや被ダメ軽減系の4セット効果を採用する。
実用的には「2セット×2(=2種の2セット併用)」や「4セット単体」のどちらが最適かはキャラとパーティ編成次第です。複数の情報源で推奨されているのは、初期は2セット×2で汎用性を確保し、最終段階でキャラ専用の4セットに寄せる運用です。
4. レアリティと原盤(合成・分解)の仕組み
ディスクにはB/A/Sのレアリティがあり、レア度が高いほど上限レベルや最大増加値が高くなります。分解すると「原盤」を獲得でき、原盤は調律(ディスク作成)や合成に用います。原盤はランク別に複数段階があり、下位原盤を合成して上位原盤を作る仕組みが採られています(分解→原盤、原盤合成→上位原盤)。
原盤と調律の基本イメージ
- 低ランクのディスクを分解して原盤を集める。
- 原盤を使って調律することで新しいディスクを生成する(上位原盤ほどS級ディスク獲得の確率が高い)。
- 必要に応じて原盤を合成して上位に引き上げ、より良いディスクを狙う運用が基本。
これにより、不要なディスクを資源に変えて目当てのディスクを狙っていく「循環型の厳選」が可能です。
5. ディスク厳選のタイミングと基本手順
厳選はゲーム進行と資源状況によって優先度が変わります。無理に初期段階でSランクを狙うより、まずは次の段階を踏むのが効率的です。
おすすめの厳選スケジュール(段階的アプローチ)
- まずは基礎を揃える:適切なセット効果とメインが揃うA級ディスクを複数確保して運用を安定させる。これによりコンテンツを回して素材を集めやすくなります。
- 中級調律や分解で原盤を増やす:不要なディスクを分解してノイズ低減原盤などを作成し、上級調律の原盤を目指します。
- S級(最終目標)を狙う段階:上位原盤で調律を行い、キャラ専用の最終的なセット・メイン・サブを厳選します。ここでの厳選は時間と資源を大きく消費するため、対象を絞ることが重要です。
厳選の基本手順(実践)
- 欲しいセット効果とそのセット数(2/4)を決める。
- パーティション別に望ましいメインを定める(例:パーティション4は攻撃%等)。
- サブに会心系や必要な補助を持つディスクを優先して確保する。
- 不要なディスクは分解して原盤に変える。原盤を合成して上位調律へ。
- 最終段階ではS級でメインとサブが理想に近いものを残す。
6. 強化(育成)優先度とおすすめの振り分け
ディスクの育成はリソースと効果を見て優先度を付けます。まずは「そのキャラの主要なダメージ源に直結するディスク」を優先するのが基本です。
強化優先度の指針
- 最優先:主要アタッカーの攻撃%/会心/会心ダメなど、火力に直結するディスク。
- 高優先度:パーティ全体に恩恵を与えるサポート用ディスク(バフ/エネルギー回復など)。
- 中優先度:耐久目的のディスク(HP%/防御%)で、特に挑戦コンテンツで必要な場合。
- 低優先度:汎用性が低いか、現状の編成で余剰なステータスのディスク。
サブステータスは強化の度合いに応じて成長するため、レベルを上げることで理想の値に近づけられます。とはいえ、最終的には最初から望ましいサブを持つディスクを見つけるのが効率的です。
7. キャラクター別の運用例とセット例
キャラごとに最適なセットや組み合わせは変わりますが、ここでは代表的な役割別の考え方とセット例を紹介します。
アタッカー(例)
- セット例:会心率/会心ダメージ/属性ダメージを強化する2セット×2や、専用の4セットでスキルと噛み合う効果を狙う。
- メイン優先:攻撃%・会心(サブで補助)・属性ボーナス。
- サブ優先:会心率・会心ダメ・貫通・属性ダメージ。
サポート(例)
- セット例:味方バフ/エネルギー回復/耐久補助のセットを中心に構成。
- メイン優先:エネルギー関連やサポート効果に関係するメイン(部位依存)。
- サブ優先:エネルギー回収速度、クール短縮、味方強化に直結する項目。
耐久(タンク)
- セット例:HP%/防御%強化や被ダメージ軽減の4セット。
- メイン優先:HP固定値や防御固定、HP%。
- サブ優先:防御%、HP%、被ダメ軽減に紐づく数値。
8. よくあるミスと改善策
初心者が陥りやすいポイントとその対策をまとめます。
-
ミス:すべてのディスクをS級で揃えようとする
→ 改善:まずはA級で揃えて運用し、最終的に使用頻度の高いキャラだけS級に注力する。 -
ミス:セット効果を意識せず適当に装備する
→ 改善:キャラの役割を確認して、まずはどのセットが軸になるかを決める。2セット×2で編成の柔軟性を確保するのが初心者向け。 -
ミス:サブを無視してメインだけで判断する
→ 改善:サブステは合計で大きな差を生むため、会心や貫通など重要サブは優先して確保する。 -
ミス:分解・原盤の運用を理解していない
→ 改善:不要なディスクを分解して原盤を作り、安定して上位調律を狙える体制をつくる。
9. Q&A(初心者向け)
Q:いつから厳選を始めるべきですか?
A:まずはゲーム内の基礎コンテンツ(キャラ育成、装備の基本使い回し)が整ってから、A級ディスクで目当てのセットとメインを確保して運用できるようになってから中級〜上級の厳選に移るのが効率的です。
Q:分解はいつ行うべき?
A:不要なディスクが溜まってきたら定期的に分解して原盤を確保しましょう。原盤は上位ディスクを狙うための重要資源です。
Q:どのパーティションを最初に厳選すべき?
A:火力が最優先なら攻撃に直結するパーティション(多くの場合4〜6の%枠)から、サポート重視ならサポートに直結する部位を優先します。いずれにせよ「最も恩恵が大きい1〜2箇所」に集中投資するのが良いです。
10. 実践チェックリスト
以下のチェックリストを使って、あなたのディスク運用が有効か確認してください。
- キャラの役割(アタッカー/サポート/耐久)を明確にしたか。
- 狙うセット効果とそれを実現するための枚数を決めたか。
- 各パーティションで理想のメインを整理したか。
- サブで優先すべきステータス(会心、貫通、属性など)を選定したか。
- 不要なディスクを定期的に分解して原盤を確保しているか。
- S級に注力するのは使用頻度の高いキャラに絞っているか。
11. 実践例:パーティ編成とディスク配置モデル
実際に編成を例示すると、次のような形が基本例として有効です。ここでは「メインアタッカー+サポート+タンク」の三人編成を想定します。
- メインアタッカー:2セット(会心系)+2セット(属性ダメ系)を目標。パーティション4〜6に攻撃%や属性ダメを優先して配置。
- サポート:2セット(味方バフ/エネルギー系)+2セット(補助)を採用。サブでエネルギー回収やバフ効果を強化。
- タンク:4セット(耐久特化)や2セット×2でHP/防御を底上げ。パーティション1〜3に耐久寄りのメインを配置。
こうした配置を踏まえつつ、戦闘での立ち回り(スキルの回し方、交代タイミング)を噛み合わせることで、ディスクの効果を最大限に活かせます。
12. 上級テクニック(リスク管理と効率化)
上級者は次の点を意識して資源効率を最大化します。
- ターゲットを絞る:全キャラをSにするのではなく、主要なアタッカーや頻繁に使うサポートのみを優先する。
- 原盤の合成スケジュール化:低ランク原盤を定期的に合成して上位原盤を作り、上級調律のタイミングを安定させる。
- サブの最大値を念頭に置く:サブは成長差が大きいので、理想のサブを持つものに資源を投入する。数値が近い物同士を比較して投資判断する。
- データ蓄積:自分で装備のログ(どの原盤から何が出たか)を残すと、効率のよい調律ルートが見えてきます。
13. よく使われる用語(用語集)
- パーティション:装備スロットの呼称。1〜6の番号が付く。
- メインステータス:装備ごとに決まる主要な数値。
- サブステータス:ランダムで付く補助的ステータス。
- セット効果:同一セット名の装備を複数装着したときに発動する効果。
- 原盤:分解で得られる素材。調律(装備生成)に用いる。
- 調律(厳選):原盤を使ってディスクを生成し、望む性能を狙う行為。
14. まとめとなる実践アドバイス
初~中級者はまず「狙いを絞る」こと、A級で運用を安定させてから原盤を集めてS級を狙うこと、そして最終的には使用頻度の高いキャラにのみS級を投入することが最も効率的です。セット効果とメイン/サブの組み合わせを意識し、不要なディスクは分解して原盤に変えるサイクルを回すことで、長期的に見て強力なディスクを揃えられます。
まとめ
本ガイドでは、ゼンゼロのディスクに関する基本概念(メイン・サブ・セット)と、パーティション別の狙いどころ、分解→原盤→調律という厳選の流れ、段階的な厳選スケジュール、強化優先度、キャラ別運用例、よくあるミスと改善策、上級テクニックまでを網羅的に解説しました。まずは目的の明確化とターゲットの絞り込みを行い、段階的にA級→S級へと移行する運用をおすすめします。これにより資源を無駄にせず、最終的に安定した強化が実現できます。
ゼンレスゾーンゼロ(ゼンゼロ)ドライバディスク完全攻略:パーティション別厳選法・セット運用・原盤活用ガイドをまとめました
上記の手順と考え方をもとに、自身のプレイスタイルに合わせてディスクの厳選計画を立ててください。まずは一つのキャラに集中して投資すること、不要装備は分解して原盤に還元すること、そしてセット効果とメイン/サブの噛み合わせを常に意識することが最短での強化近道です。この記事を参照し、段階的かつ効率的にディスク厳選を進めていきましょう。














