本記事は、ランスロットを軸にしたパーティ編成、装備・聖物の選び方、立ち回りのコツ、対策と応用例を網羅した攻略ガイドです。初心者〜中級者が実践しやすい編成から、環境を意識した上級者向けの組み合わせまで幅広く紹介します。
はじめに:ランスロットの特徴と役割
ランスロットは高火力のアタッカーで、特定条件下で全体攻撃や貫通を強化できる性能を持つため、パーティの軸に据えると短期決戦を狙いやすいキャラです。彼を中心に編成するときは、「いかにランスロットを長く場に残すか」「ランスロットの戦技・聖物効果を最大限に活かす順番」を念頭に置きます。
ランスロットを中心としたパーティ構成の基本原則
- 先攻での一撃重視:闘級や先攻特化のアーティファクト、装備で先攻を取り、ランスロットの高火力を初手で通す戦術が有効です。
- 行動時間稼ぎと耐久要員の併用:ランスロットが場に残る時間を延ばすために、回復・気絶・被ダメ軽減などの補助を入れると安定感が増します。
- シナジー優先の編成:ランスロットの聖物や戦技で味方の全体攻撃を強化できる場合、全体攻撃を持つ仲間を揃えると爆発力が高まります。
- 裏枠の補助役も重要:表の3体だけでなく、裏枠で先攻のテンポを補ったり、状況に応じて出し入れするキャラを用意しましょう。
定番編成例とその狙い(役割別に解説)
1) 妖精(フェアリー)シナジー型(速攻型)
狙い:先攻を取り、ランスロットの貫通や全体攻撃で相手を一掃する速攻構成。妖精族のバフや追撃が噛み合うと、1〜2ターンで試合を決められます。
- 表:キング(火力と支援)、ランスロット(メイン火力)、ディアンヌ(追撃・追加ダメージ)
- 裏:エレインやリアンヌなど、妖精の補助を担うキャラ
- ポイント:先攻率を上げるため闘級を高め、貫通札を温存して戦技や聖物と組み合わせるタイミングを作ることが重要です。
2) 人間(ヒューマン)高耐久型(安定継戦)
狙い:被ダメ軽減や回復を厚くしてランスロットを長く生存させ、2〜3ターン目の大技で逆転を狙う構成。
- 表:シャドウやナシエンスといった被ダメや気絶を駆使できるサポーター、ランスロット(アタッカー)
- 裏:耐久や復活持ちを入れて継戦能力を確保
- ポイント:ランスロットの戦技発動条件を満たす時間を稼ぎつつ、決め手のターンで一斉攻撃をぶつけます。
3) 黙示録(アポカリプス)シナジー型(聖物連携)
狙い:ランスロットの聖物効果で味方の全体攻撃を強化し、トリスタンなどの全体アタッカーと連携して高火力を出す編成。
- 表:トリスタン(全体火力)、ランスロット(聖物バフ担当)、パーシバルやバルギスなどの補助
- ポイント:ランスロットは聖物効果を味方の全体攻撃前に置いておくと最大効果を発揮します。必殺や戦技の順番に注意して立ち回りましょう。
装備(アーマー)と聖物の選び方
ランスロットを最大限活かすための装備・聖物は、編成コンセプトにより最適解が変わります。以下に目的別の推奨を示します。
火力重視(速攻)
- 装備:猛攻や会心を重視したセットで瞬間火力を伸ばす。
- アーティファクト:先攻を取りやすくするものや、貫通・クリティカル系の補助を優先。
- 聖物:ランスロット自身のダメージ増強に直結する聖物、または味方の全体攻撃を強化するもの。
安定重視(長期戦)
- 装備:生命や防御を重視してランスロットを生存させやすくする。
- アーティファクト:被ダメ軽減、回復量増加、行動妨害に強い選択肢。
- 聖物:場持ちを良くする効果(復活系や継戦向きのバフ)を検討。
立ち回り(ターンごとの基本ムーブ)
以下は基本的なターン配分の例です。相手編成や育成状況で柔軟に調整してください。
先攻を取った場合(速攻プラン)
- 初手:闘級や手札状況次第でランスロットを場に出しておく。先にランスロットを置ければ、聖物や戦技のバフ対象になりやすい。
- 2ターン目:貫通札や全体札で一気に削る。追撃・追加ダメージを含めて相手の主要火力を削り切る。
- 3ターン目以降:相手を殲滅できていなければ、回復や妨害で安全圏を確保しつつ二波目を用意する。
後攻/時間稼ぎが必要な場合(耐久プラン)
- 初手:ナシエンスやシャドウなどで被ダメを抑え、回復や気絶でターンを稼ぐ。
- 中盤:ランスロットの戦技発動条件を満たし、大ダメージを狙う準備を整える。
- 決定打:ランスロットの全体札や聖物連携で逆転を狙う。
立ち回りの実践的なポイント(場面別)
相手に蘇生・復活がいる場合
復活持ちがいると高火力の一撃で漏らすと逆転されるため、確実に仕留める順番と威力を確保しましょう。ランスロットの火力を最大化して確殺ラインを超えるか、暫定的に復活阻止(必殺抑制や気絶)を用いるのが有効です。
相手に強い妨害(気絶・沈黙など)がいる場合
妨害持ちがいる相手には、妨害解除や妨害無効化を持つキャラを混ぜるか、先にそれらの妨害を排除してからランスロットを場に出すのが安全です。
相手が高耐久・回復構成の場合
単純に火力を上げるだけでなく、持続ダメージや貫通・無視防御を活用して回復を上回るダメージ効率を作ることが重要です。聖物やアーティファクトで貫通率・クリティカルを強化しましょう。
対策(ランスロット入り相手への立ち回り)
ランスロットを相手にするときの基本対策は、以下の点に集約されます。
- 先手を取る:先攻でランスロットを落とす、または決定的なダメージを通すことが最も単純で有効です。
- 妨害で場持ちを奪う:気絶や沈黙でランスロットの行動を制限し、聖物の順序を崩す。
- 耐久で受け切る:被ダメ軽減や回復でランスロットの短期火力を吸収し、その間に反撃する。
- 復活対策:復活を使われると厄介なので、復活持ちを優先的に処理するか、復活後に強烈な全体火力を合わせて即死させる準備をする。
編成の応用と代替キャラ候補
環境や所持キャラに応じてランスロット軸の編成は柔軟に変えられます。代表的な代替候補と採用理由は以下のとおりです。
- トリスタン:全体攻撃のシナジーが高く、聖物連携で強力なダメージを発揮する。
- ナシエンス:被ダメ軽減・気絶などでランスロットを長生きさせるサポート役。
- パーシバル:復活持ちを生かした耐久戦や、特定の黙示録系編成との相性が良い。
- キング/ディアンヌ:妖精編成で追撃やバフを担当し、高速で試合を終わらせる役割。
育成優先度:スキル、限界突破、真覚醒のおすすめ
ランスロットやその周辺のサポートキャラは、以下の順で育成を進めると運用が安定します。
- ランスロットの必殺技と通常スキルの強化(威力と発動条件を満たしやすくするため)
- ランスロットの真覚醒や聖物強化(持続的なダメージ増加や戦術の幅が広がる)
- 主要サポーター(ナシエンス、シャドウ、トリスタンなど)の優先育成
- アーティファクトや装備の最適化(先攻やクリティカル、貫通など編成に合わせて調整)
よくあるQ&A
Q:ランスロットはどのロールが一番向いていますか?
A:主に「短期決戦のメインアタッカー」が最も向いていますが、聖物や編成によっては全体火力強化のサポート役も務められます。
Q:ランスロットが早く落ちてしまうときの改善案は?
A:被ダメを抑える装備や味方の守護・回復を強化し、場持ちを良くすることでランスロットの寿命を延ばせます。また、先攻特化で速攻を狙う運用に変更するのも有効です。
Q:LRやURが揃っていない場合、どのキャラで代用できますか?
A:必須級のLRが無くても、同系統のスキルや役割を持つURやSRで代用可能です。例:全体火力が欲しければトリスタン代替、被ダメ軽減役はナシエンス代替など、役割を埋めることを優先してください。
実戦で勝率を上げる細かいテクニック
- 札管理の徹底:ランスロットの戦技や聖物を最大限活かすため、貫通札や全体札は勝負どころまで温存する。
- 闘級・アーティファクト調整:先攻を取りにいくか、後攻で耐えるかに応じてアーティファクトや装備の優先度を変える。
- 対面の復活条件を把握:復活持ちに合わせて確殺ラインを計算し、必殺や追撃の順番を調整する。
- 裏枠の柔軟運用:裏枠は相手の編成次第で前に出すキャラを入れ替え、テンポを崩さないようにする。
相性の良いマップ・コンテンツ
ランスロット中心の編成は、PvP(アリーナやギルバト)での速攻構成や、ボス戦での高火力瞬間火力を要求される場面で特に活躍します。逆に、長期戦で持久戦が予想される場では耐久補助を厚くしないと不安定になるため注意が必要です。
おすすめの実践練習メニュー
- トレーニング対戦で先攻・後攻別の立ち回りを20試合ずつ試し、勝率と負けパターンを記録する。
- フレンドやギルメンと想定されるカウンターを組んでもらい、対応策を磨く。
- 聖物や装備を一つずつ入れ替えてダメージ差を比較し、最も効果的な組み合わせを見つける。
編成例まとめ(すぐ使えるテンプレ)
以下は実用的なテンプレ編成の一例です。育成状況に合わせてサブ枠や裏枠を変更してください。
テンプレA:妖精速攻(先攻特化)
- 表:キング(表), ランスロット(中), ディアンヌ(裏)
- 裏:エレイン or リアンヌ
- 目的:先攻を取り、1〜2ターンで制圧
テンプレB:黙示録連携(聖物強化)
- 表:トリスタン(表), ランスロット(中), パーシバル(裏)
- 裏:バルギス(補助)
- 目的:ランスロットの聖物で全体火力を伸ばす
テンプレC:人間耐久(長期戦想定)
- 表:シャドウ(表), ランスロット(中), ナシエンス(裏)
- 裏:復活持ちや回復役
- 目的:被ダメを抑えてランスロットの戦技を通す
よく使われる組み合わせと理由(簡潔に)
- ランスロット+トリスタン:全体火力の相性が抜群で、聖物連携で大ダメージを出しやすい。
- ランスロット+ナシエンス:耐久と行動妨害でランスロットを長持ちさせる構成。
- ランスロット+ディアンヌ/キング:妖精シナジーで追撃や一撃の火力を増幅できる。
注意点(やってはいけない運用)
- ランスロットを単独で場に置いて無防備にしてしまうと簡単に狙われるため、サポートが薄い編成で運用しない。
- 聖物や戦技の順序を無視して使うと最大火力を出せないため、行動順を把握してから行動する。
実際の戦績を伸ばすためのマインドセット
勝率を上げるには「準備(育成・装備)」「練習(対戦での経験)」「柔軟な対応(相手に応じた編成変更)」の3つを継続的に回すことが重要です。完璧を目指すよりも、小さな改善を積み重ねていくことで確実に結果は改善します。
補足:環境変化に備える
ゲーム環境はアップデートや新キャラ追加で変化します。ランスロット中心の戦術も環境次第で強み・弱みが入れ替わるため、新キャラや調整情報をチェックしつつ、編成の微調整を行ってください。
まとめ
ランスロットは「高火力の短期決戦アタッカー」として非常に強力で、聖物や戦技、周囲のサポートと組み合わせることで爆発的なダメージを出せます。先攻を取って一気に決める速攻型、被ダメ軽減で場持ちを良くする耐久型、聖物で味方の全体攻撃を強化する連携型など、目的に応じて編成を変えることで多様な運用が可能です。育成と装備の最適化、札管理と行動順の理解を深めることで、ランスロット軸の勝率は大きく向上します。
グラクロ ランスロット軸パーティ完全攻略:編成・聖物・装備と立ち回り・対策まとめをまとめました
ランスロットを中心に据えたパーティは、編成の柔軟性と立ち回りの工夫次第で強力な戦術となります。本記事で挙げた編成例・育成優先度・立ち回りテクニックを参考に、自分の所持キャラやプレイスタイルに合わせて最適なランスロット構成を作り上げてください。













