オンラインゲーム大手の株式会社ネクソンは、2024年度第3四半期の連結業績を発表し、過去最高の四半期売上収益と営業利益を達成しました。代表取締役社長のイ・ジョンホン氏のコメントも交え、今後の成長戦略や新作タイトルについても明らかにしています。
ニュースの要旨
- 2024年第3四半期の売上収益は前年同期比13%増の1,356億円、営業利益は11%増の515億円と過去最高を記録
- 「アラド戦記」「メイプルストーリー」「FC」など主要フランチャイズが堅調、特に「アラド戦記モバイル」の中国展開が寄与
- 新作シューター『The First Descendant』が好調で業績に貢献
- 2027年度までに売上収益7,500億円、営業利益2,500億円を目指し、年平均成長率15〜17%で成長計画
- 株主還元方針を強化し、2024年の期末配当を倍増、自己株式取得も積極的に実施予定
本文
ネクソンは2024年7月1日から9月30日までの第3四半期で、堅調な成長を遂げました。売上収益は前年同期比13%増の1,356億円、営業利益は11%増の515億円に達し、どちらも過去最高を更新しています。これは主に「アラド戦記」「メイプルストーリー」「FC」など3大フランチャイズの売上収益が前年同期比15%増加したことに加え、新作タイトル『The First Descendant』の好調が大きく影響しました。
特に「アラド戦記モバイル」は中国市場での配信開始以降、前年同期比で142%もの売上成長を記録。今後もアップデートを重ねて継続的な収益拡大を狙っています。また、「メイプルストーリー」も北米や欧州、日本など海外市場での売上が好調で、ハイパーローカライゼーション戦略により各地域のプレイヤーに最適化したコンテンツ提供を進めています。
一方で四半期利益は為替差損などの影響を受け前年同期比で23%減少しましたが、為替のマイナス影響を除いた営業利益は増加傾向にあります。2023年から2027年までの中長期目標として、売上収益を年平均15%、営業利益を17%で成長させ、2027年度には通期で売上7,500億円、営業利益2,500億円を目指す強い成長計画を打ち出しています。
さらに、株主還元も拡充。2024年の期末配当を1株当たり7.5円から15円に倍増し、年間配当も22.5円とすることを決定。自己株式の取得も200億円相当を予定しており、ROE目標を最低10%以上に設定して中長期的に15%を目指す方針です。
詳細情報
売上の牽引役となっているアラド戦記フランチャイズでは、多数の新作開発も進行中。2025年の新年アップデートや新規エリア・レベルキャップ開放、新作タイトル『The First Berserker: Khazan』『Dungeon&Fighter:Arad』『Project OVERKILL』などが控えています。
シュータージャンルの新作『The First Descendant』は欧米中心に好評で、プレイヤーのフィードバックを活かしたアップデートを継続。『THE FINALS』のシーズン4やEmbark Studiosの『ARC Raiders』もテスト段階で評価が向上しており、2025年のリリースが予定されています。
「マビノギ」フランチャイズではUnreal Engine 5への移行を進め、より自由度とスケールの大きなゲーム体験を提供予定。加えて続編となる『Vindictus: Defying Fate』のアルファテストも2025年夏に控えています。
11月に韓国最大のゲームショウG-STARにて、『The First Berserker: Khazan』『Project OVERKILL』『SUPERVIVE』『幻世酔虎伝オンライン』『ARC Raiders』の注目5タイトルを出展予定で、今年の30周年を機にさらなる飛躍を目指します。
まとめ
株式会社ネクソンが発表した2024年度第3四半期の業績は、売上・営業利益ともに過去最高となり、成長戦略の確実な手応えを示しました。三大フランチャイズの堅調な伸びに加え、新作タイトルの成功も業績を支えています。今後はIPポートフォリオの拡大、地域別のカスタマイズ強化、株主還元の充実を軸に中長期的な成長と企業価値向上を目指します。
【株式会社ネクソン】 ネクソン、2024年度第3四半期連結業績のお知らせ by PR TIMESをまとめました
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000352.000014847.html














