INMOST(インモスト)完全ガイド|3人の視点で紡ぐ物語の魅力と進め方・収集要素まとめ

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静かな雨の音、青く沈んだ古城、そして緻密に描き込まれたドット絵——『INMOST(インモスト)』は、最初の数分でプレイヤーをその独特な世界へと引き込んでくれる、ストーリー重視のパズルプラットフォーム・アドベンチャーです。リトアニアのインディースタジオが手がけ、海外パブリッシャーのもとでリリースされた本作は、Apple Arcadeをはじめ、Nintendo Switchやパソコンなど複数のプラットフォームで楽しむことができます。この記事では、初めて触れる方がスムーズに物語を進められるよう、ゲームの基本から3人のキャラクターの特徴、進め方のコツ、収集要素までを丁寧にまとめていきます。

INMOST(インモスト)とはどんなゲーム?

『INMOST』は、ひとつの物語を3人の異なる視点から描く、感情に訴えかけるアドベンチャーです。プレイヤーは「男」「少女」「騎士(剣士)」という3人のキャラクターを交互に操作し、それぞれのシーンを行き来しながら、少しずつ全体像を明らかにしていきます。

一見すると、騎士が登場するファンタジー、現代的な家で過ごす少女の日常、暗い城をさまよう男の探索と、三者の場面はバラバラに見えます。しかし物語が進むにつれ、それぞれのシーンが登場人物の記憶や心の風景を映し出したものであることが少しずつ伝わってきます。家族というテーマを軸に、喪失や向き合いといった感情が静かに描かれる構成で、終盤に向けて点と点がつながっていく感覚が大きな見どころです。

初回のクリアまでの目安はおよそ4〜6時間ほど。長すぎず短すぎず、週末にじっくり腰を据えて遊ぶのにちょうどよいボリュームです。謎解きの難度も極端に高いわけではなく、アドベンチャーゲームとしてはスタンダードな作りになっているため、この手のジャンルに不慣れな方でも安心して楽しめます。

3人のキャラクターと操作の特徴

本作の最大の特徴は、操作キャラクターによってできることがはっきり分かれている点です。それぞれの個性を理解しておくと、場面が切り替わったときに戸惑わずに進められます。

男(旅人・髭の男性)

古城を中心に探索する、物語の中核を担うキャラクターです。基本的な行動はジャンプと前転(ローリング)で、直接的な攻撃手段を持っていません。そのため、敵と出会ったときは正面から戦うのではなく、回避したり、周囲の仕掛け(ギミック)を利用して切り抜けたりする立ち回りが求められます。3人の中でも最もパズル要素と向き合うキャラクターで、足場やスイッチ、可動する仕掛けを使って道を切り開いていきます。

少女

家とその敷地内を中心に行動する、もうひとりの主人公です。少女の場面はアクション性が控えめで、周囲のものを調べたり、道具を使って遊んだりする探索と発見が中心になります。身長が低いため高い段差をそのままでは越えられず、踏み台になるものを動かして足場を作るなど、ちょっとした工夫で進路を確保するのがポイントです。穏やかで日常的な雰囲気の中に、物語の伏線がそっと差し込まれています。

騎士(剣士)

3人の中で最もアクション色が強いキャラクターです。剣による攻撃に加え、前方へのダッシュやバックダッシュ、そしてワイヤー(フック)を使った移動が可能で、敵を倒しながら進んでいきます。ワイヤーは離れた場所へ素早く移動したり、高所へ取り付いたりする際に活躍し、戦闘とアスレチック的な移動を組み合わせたテンポのよいプレイが楽しめます。それまでの探索パートとは手触りが大きく変わるため、良いアクセントになっています。

操作方法の基本

タッチ操作に対応した環境では、男(旅人)はスワイプとフリックで直感的に動かせます。左右へのスワイプで移動、上方向のフリックでジャンプ、下方向のフリックでローリングといった具合です。仕掛けやアイテムに対してはタップで干渉します。コントローラーやキーボードでプレイする場合も、操作の考え方は同じで、移動・ジャンプ・回避・調べるという基本動作を組み合わせて進めていきます。

最初のうちは「どのボタンで何ができるか」を意識しながら、安全な場所で一通り動かしてみるのがおすすめです。特に男は攻撃ができないぶん、ジャンプとローリングのタイミングが生死を分けるので、序盤の落ち着いた場面で操作感に慣れておくと後半が一気に楽になります。

序盤の進め方とつまずきにくいコツ

『INMOST』はステージクリア型ではなく、ひとつながりの世界を行き来しながら進めるスタイルです。新しい道具や能力を手に入れると、これまで通れなかった場所へ戻れるようになる場面があり、いわゆる探索型(メトロイドヴァニア的)の要素を含んでいます。そのため「行き止まりだ」と感じたら、慌てず一度引き返してみるのが基本の心構えです。

進行に迷ったときに役立つポイントをいくつか挙げておきます。

  • 気になる場所はすべて調べる:少女パートを中心に、調べることで進展するシーンが多くあります。背景に溶け込んだオブジェクトにも近づいてみましょう。
  • 足場づくりを意識する:少女は段差を越えるために物を動かす必要があります。動かせそうな家具や箱があれば、まず動かしてみるのが解決の糸口になります。
  • 戻り道を覚えておく:新アイテム入手後に開ける扉や通路があるため、通り過ぎた怪しい場所は記憶しておくとスムーズです。
  • 焦らず観察する:パズルの多くは画面内にヒントが隠れています。動く仕掛けや光る部分など、変化のあるポイントに注目しましょう。

戦闘と敵への対処法

本作の戦い方は、キャラクターによって大きく異なります。男(旅人)は攻撃できないため、敵との接触をいかに避けるかが鍵です。黒いドロドロとした敵は、基本的にローリングやジャンプでかわしながらやり過ごせます。一方で、ハンターのような厄介な敵に対しては、まともに逃げるだけでは振り切れないことがあります。こうした相手は、周囲に用意された仕掛けへうまく誘い込み、罠で退ける立ち回りが有効です。敵をギミックの射程に引き寄せてから作動させる、という考え方を覚えておくと、危険な場面でも落ち着いて対処できます。

騎士(剣士)のパートでは一転して、剣とワイヤーを駆使した能動的な戦闘が中心になります。攻撃と回避(ダッシュ・バックダッシュ)を組み合わせ、相手の動きを見てから一気に距離を詰めるとリズムよく倒せます。ワイヤー移動は戦闘中の位置取りにも使えるので、移動手段としてだけでなく、攻防の幅を広げる手段として活用してみてください。

収集要素「光の結晶(ペインクリスタル)」について

『INMOST』には、世界各所に隠された光の結晶(ペインクリスタル)という収集アイテムが存在します。男のパートを中心に、目立たない場所や寄り道の先など、さまざまなところに配置されています。数はかなり多く、見つけ出すには丁寧な探索が必要になります。

うれしいのは、これらをすべて集めなくても物語のクリア自体には影響しない点です。まずは物語を素直に追いかけ、結晶集めはやり込み要素として楽しむ、という遊び方ができます。実績(アチーブメント)をすべて解除したい場合は、結晶をひとつも取らずにクリアする周回と、すべて集める周回の両方が必要になる作りになっているため、コンプリートを目指す方は2周を前提に計画を立てると効率的です。1周のボリュームが手頃なので、2周してもじっくり味わえる範囲に収まっています。

ビジュアルと雰囲気の魅力

『INMOST』を語るうえで欠かせないのが、その圧倒的な映像表現です。緻密に描き込まれたドット絵に、光と影の演出を重ねることで、静かで美しく、どこか切ない空気が画面いっぱいに広がります。青を基調とした色彩が物語の不穏さや繊細さを引き立て、雨や風の質感までもが丁寧に表現されています。

キャラクターから背景の自然物まで、アニメーションがきめ細かく動くため、ただ歩いているだけの場面でも見入ってしまうほどです。サウンドも雰囲気作りに大きく貢献しており、映像と音が一体となって、プレイヤーを物語の世界へ深く誘ってくれます。アクションの腕前に自信がなくても、この世界観に浸るだけで十分に楽しめる、そんな懐の深さを持った作品です。

こんな人におすすめ

『INMOST』は、派手な爽快感よりも、雰囲気と物語をじっくり味わいたい人に特に向いています。短めの時間で心に残る体験をしたい方、考察しがいのあるストーリーが好きな方、美しいドット絵の世界に没入したい方には、きっと満足度の高い一本になるはずです。3人のキャラクターを通して少しずつ真実が見えてくる構成は、クリア後に「もう一度最初から見直したくなる」余韻を残してくれます。

難所で詰まってしまったときは、この記事で触れた「引き返す」「調べる」「ギミックに誘導する」という3つの基本を思い出してみてください。多くの場面は、落ち着いて周囲を観察すれば自然と道が見えてきます。焦らず、世界の空気を楽しみながら進めることが、本作を最大限に味わうコツです。

まとめ

『INMOST(インモスト)』は、男・少女・騎士という3人のキャラクターを操作しながら、ひとつの物語を多角的に紐解いていくストーリー重視のパズルアドベンチャーです。攻撃のできない男は回避とギミックの活用、少女は探索と足場づくり、騎士は剣とワイヤーを使ったアクションと、それぞれの役割を理解することがスムーズな進行につながります。光の結晶集めはやり込み要素として楽しめ、まずは物語を追うだけでも十分に満足できる構成です。美しいドット絵と静謐な雰囲気に包まれながら、4〜6時間ほどで心に残る体験を味わえる、丁寧に作り込まれた良作と言えるでしょう。

INMOST(インモスト)完全ガイド|3人の視点で紡ぐ物語の魅力と進め方・収集要素まとめをまとめました

初めて『INMOST』に触れる方は、3人のキャラクターそれぞれの得意なアクションを意識し、行き詰まったら一度引き返して周囲をよく観察することを心がけてみてください。男は敵をギミックへ誘い込み、少女は道具で足場を作り、騎士は剣とワイヤーで切り開く——この基本さえ押さえれば、難所も落ち着いて越えていけます。あとは美しい世界と物語に身をゆだね、自分のペースで真実が明らかになっていく過程を楽しみましょう。やり込みたくなったら、光の結晶のコンプリートや2周目に挑戦してみるのもおすすめです。

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引用元:Apple AppStore

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