ニュースの要約
- KDDIが日本でオープンRANを展開するためにSamsungを主要ベンダーとして選定
- Samsungの仮想化RAN(vRAN)ソリューションを採用し、オープンRANの範囲を拡大していく
- 両社は長年の協業関係を深め、先進的なネットワーク技術を活用してKDDIのネットワークを強化していく
概要
サムスン電子は2024年10月、KDDIが日本で展開するオープンRANにおいて、4Gおよび5GのO-RANに準拠した仮想化無線アクセスネットワーク(vRAN)ソリューションを提供する主要ベンダーとして選定されたことを発表しました。
両社は今後数年間でオープンRANの範囲を拡大していく予定で、Samsungはvran 3.0ソリューション、先進的なMassive MIMO無線機やサードパーティの無線機統合サポートを含む、ローバンドおよびミッドバンドをサポートするO-RAN準拠の無線機フルスイートに加え、大規模vRAN構築のライフサイクル管理を自動化するインテリジェントなソリューションであるSamsung CognitiV Networks Operations Suite(NOS)の主要機能も提供します。
KDDIとSamsungは2021年からvRANとオープンRANで協業しており、東京圏における世界初の商用5GスタンドアロンオープンRANサイトや、大阪における商用オープンRANサイトの立ち上げなどのマイルストーンを達成してきました。今回の協業拡大により、KDDIは効率的で自動化された、将来に備えたネットワークを構築することができるようになります。
編集部の感想
編集部のまとめ
KDDI：KDDI、仮想化RANによるオープンRANの日本展開にSamsungを選定についてまとめました
このニュースは、KDDIがオープンRANの展開に向けてSamsungを主要ベンダーとして選定したことを伝えるものです。両社は長年にわたる協業関係を深化させ、Samsungの先進的なvRAN技術を活用して、KDDIのオープンRANネットワークをさらに強化していくことになります。
オープンRAN化は通信事業者にとって重要な課題であり、KDDIとSamsungの協力関係は、今後のモバイル通信の進化に大きな影響を与えると考えられます。SamsungのvRANソリューションが、KDDIのネットワークの効率化や自動化に貢献し、日本の通信インフラの高度化につながることが期待されます。
参照元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000672.000030942.html
