ニュースの要約
- 静岡県静岡市の全3か所の病児・病後児保育室で、病児保育予約サービス「あずかるこちゃん」の導入が開始される。
- 保護者はLINEやウェブから空き状況の確認と予約申込が可能に。手続きがデジタル化され、利用しやすくなる。
- 病児保育の利用や運営、啓蒙を促進するため、周知強化も行われる。
概要
株式会社グッドバトンは、静岡県静岡市から委託を受ける3施設すべての病児保育室で、2025年2月17日分の利用から病児保育予約サービス「あずかるこちゃん病児保育」を活用した予約受付を開始します。
これによって、静岡市内の全3か所の病児・病後児保育室において、保護者がLINEやウェブから空き状況の確認と予約申込が可能になります。これまで必要だった紙の登録用紙もデジタル化され、スマホから施設への登録も行えるようになります。
本取り組みと病児保育事業自体の周知強化を目的としたパンフレットやポスターを制作し、静岡市内の保育園等で配布、掲示することで「使いづらさ」と「認知不足」の2点の課題を解決し、病児保育の利用、運営、啓蒙を促進する計画です。
これまで「病児保育の利用経験がない」が88%、「知らない」または「名前しか知らない」が75%と、認知度の低さや手続きの煩雑さが利用を遠ざけていた病児保育の課題に対し、「あずかるこちゃん」はハードルを下げ、利用者にとってより使いやすい仕組みを提供します。
編集部の感想
編集部のまとめ
「あずかるこちゃん病児保育」:静岡県静岡市でネット予約サービスが導入開始についてまとめました
今回の発表は、保護者、施設、自治体の3者にとってメリットのある取り組みだと評価できます。
保護者にとっては、これまでの煩雑な手続きが大幅に簡素化され、スマホから24時間いつでも手続きが行えるようになります。施設にとっても、事務作業の軽減により保育に集中できるようになります。また、自治体にとっても、地域の病児保育室の情報を一元管理できるようになるなど、多角的なメリットが期待できます。
特に、病児保育の利用経験や認知度の低さが課題とされていた中で、本サービスの導入により、ユーザビリティの向上と広報強化が同時に行われるのは大変画期的です。
子育て世代の目線に立って、関係者が協力して取り組む姿勢は高く評価できます。この取り組みが全国に広がり、病児保育の利用促進につながることを期待したいと思います。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000048.000033823.html
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