ニュースの要約
- リモートロボティクス株式会社と映像・音響システムインテグレーターの東通産業が、Remolinkのパートナーシップ契約を締結
- Remolinkの機能を活用し、AVシステムの遠隔操作や保守メンテナンスの効率化を実現
- Remolinkの拡張性から、ロボット分野以外にも様々な業界への技術転用が期待される
概要
ロボットの遠隔操作を実現するクラウドサービス「Remolink」を提供するリモートロボティクス株式会社と、映像・音響をはじめとするトータルシステムインテグレーターである東通産業株式会社が、パートナー契約を締結しました。
東通産業は、これまで映像・音響システムの設計・施工・運用を担ってきましたが、専用機器に依存した制御システムには課題がありました。今回、Remolinkへ置換えることで、より柔軟なシステム構築が可能になります。Remolinkは機器のリモート監視・制御を一元化するだけでなく、運用負担の軽減や障害発生時のダウンタイムの最小化にも寄与します。
例えば、ライブ配信や映像スタジオにおける機器のリアルタイム制御、遠隔地に設置されたAV機器のトラブル発生時の即時対応を可能にすることで、AVシステムの運用効率を大幅に向上させます。また、保守メンテナンスにおいても、Remolinkを活用することでリモート診断や予兆検知を実現し、障害発生前の未然対応が可能になります。
リモートロボティクスが提供するRemolinkは、もともとロボットや自動化設備の遠隔操作を想定したクラウドサービスでしたが、その拡張性の高さは機器制御の一元化やリモート管理が求められる様々なシステムに応用することが可能です。これまでファクトリーオートメーションや自動化とは異なる領域で事業を展開してきた東通産業もRemolinkの機能・価値に着目し、AV機器やICTシステムの多拠点にまたがるシステムの統合管理や、施設・設備のリアルタイム制御といった、新たな運用モデル構築を進めています。
編集部の感想
編集部のまとめ
Remolink Partners:映像・音響システムインテグレーターの東通産業がリモートロボティクスのパートナープログラムに参画についてまとめました
今回のパートナーシップ締結は、「Remolink」の持つ高い拡張性と東通産業の豊富な経験がシナジーを生み出すものと期待できます。
これまでAV/ITシステムの設計・施工・運用を手がけてきた東通産業にとって、Remolinkは従来の制御専用機器を置き換え、より柔軟なシステム構築を可能にするツールといえます。機器のリモート監視・制御の一元化やリアルタイムの障害対応、予防保守といった機能は、システムの運用効率化につながるでしょう。
さらに、Remolinkの適用範囲はロボット分野にとどまらず、多様な業界への技術転用が期待されます。今後、企業や公共施設、放送・教育現場など、遠隔操作や自動制御のニーズが高まる環境において、東通産業がRemolinkのパートナーとして大きな役割を果たしていくことが見込まれます。
このように、リモートロボティクスと東通産業のコラボレーションは時代のニーズに合致しており、双方の強みが発揮されることで、さらに付加価値の高いソリューションの提供が期待できそうです。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000093209.html