「7年後で待ってる」というタイトルを見聞きして、まず気になるのが「これは誰が作った作品なのか」という点ではないでしょうか。実はこの作品、スマートフォンやSteam、Nintendo Switchなどで遊べるアドベンチャーゲームとして生まれ、その後コミカライズもされているという、少し珍しい歩み方をしています。そのため「作者」という言葉が指す相手も、ゲームを制作した開発者なのか、コミック版を描いた漫画家なのかによって答えが変わってきます。この記事では、ゲーム版とコミック版のそれぞれの制作陣について、わかりやすく整理してご紹介します。あわせて、どこで読める・遊べるのかという情報もまとめていますので、これから作品に触れてみたいという方の参考になれば幸いです。
「7年後で待ってる」はどんな作品なのか
「7年後で待ってる」は、幼いころの記憶を失ってしまった主人公が、抜け落ちてしまった過去の記憶と、かつて交わしたはずの大切な約束を取り戻していく姿を描いた物語です。記憶をなくした主人公が、顔も名前もはっきりと思い出せない相手との約束だけを頼りに、かつて過ごした街へと戻ってくるところから物語は動き出します。切なさとあたたかさが同居するストーリー展開が特徴で、ノベルゲーム的な演出とRPG・アドベンチャー要素を組み合わせたゲームプレイが多くのユーザーの心をつかんできました。英語タイトルは「7 Years From Now」として海外にも展開されており、国内外で長く親しまれている作品です。
ゲーム版を生み出したクリエイター「fumi」
ゲームとしての「7年後で待ってる」を手がけた開発者は「fumi」というクリエイター名で知られています。ジャンルとしてはアドベンチャー・インディー・RPGに分類されており、個人あるいは少人数規模の制作からスタートしたインディーゲームらしい、丁寧に作り込まれた世界観と物語表現が魅力です。派手さよりも、プレイヤーの感情に静かに寄り添うような演出を大切にしている点が、多くのファンから支持される理由のひとつと言えるでしょう。感動系のノベルゲームが好きな方から特に評価が高く、じっくりと物語に浸りたいユーザーに向いた作品に仕上がっています。
パブリッシャー・room6が果たした役割
ゲームの配信・展開を支えているのがパブリッシャーの「room6」です。開発を担うfumiに対し、room6は作品を各プラットフォームに届けるための配信・運営面を担当しており、スマートフォン向けアプリとしての展開はもちろん、Steamでのパソコン版展開、さらにはNintendo Switchへの移植など、幅広いユーザー層に作品を届ける役割を果たしてきました。Switch版では、エピローグやサイドストーリー、用語集にあたる「Encyclopedia」、作品世界をより楽しめる「Sound Mode」といった新要素も加えられており、既存ファンにも新しい楽しみ方が用意されていた点が印象的です。こうした丁寧な展開の積み重ねによって、スマートフォン向けアドベンチャーゲームとして全世界で600万を超えるダウンロードを記録するヒット作へと成長しました。
コミカライズ版を描いた作画者・あるた梨沙
一方、コミック版「7年後で待ってる」の作画を担当しているのが、あるた梨沙氏です。原作となるゲームのシナリオ・世界観を大切にしながら、漫画という表現形式ならではの間や表情の描写で物語に新たな厚みを与えています。作品のクレジットは「あるた梨沙/Fumi」という形で表記されることが多く、原作ゲームを手がけたfumiとの深い連携のもとでコミカライズが進められていることがうかがえます。600万を超えるダウンロード数を誇る人気ゲームのコミカライズということもあり、原作ファンはもちろん、漫画から初めてこの物語に触れる読者にとっても入りやすい作りになっています。レーベルは「BRIDGE COMICS」で展開されており、物語は完結しているため、続きが気になって困るということなく、最初から最後まで一気に読み進められるのも嬉しいポイントです。
コミック版はどこで読める?
コミック版「7年後で待ってる」は、複数の電子書籍サービスで取り扱われています。めちゃコミックでは無料試し読みができるほか、レビュー投稿でポイントがもらえる仕組みも用意されており、気軽に作品の雰囲気を確かめることができます。ブックライブでは電子書籍として配信されており、EPUB形式でパソコンやスマートフォン、専用アプリなど複数の環境で楽しめるようになっています。またコミックシーモアでは期間限定の値引きが行われることもあり、お得なタイミングで読み始められる場合もあります。カドコミ(コミックウォーカー)でも配信されており、KADOKAWAの公式サイトから試し読みページへアクセスすることも可能です。どのサービスもまずは試し読みから気軽に始められるようになっているため、気になった方はいくつか見比べてみて、自分が使いやすいと感じるサービスで読み進めるのがおすすめです。
ゲーム版を遊べる主なプラットフォーム
ゲーム版「7年後で待ってる」は、スマートフォン向けにApp Storeで配信されているほか、パソコン向けにはSteamでも配信されています。Steamのストアページにはジャンルとしてアドベンチャー・インディー・RPGと明記されており、開発元がfumi、パブリッシャーがroom6であることも確認できます。さらにNintendo Switch版も配信されており、エピローグやサイドストーリーといった追加要素が加わったことで、据え置き機・携帯機どちらのスタイルでもじっくり物語を味わえるようになりました。Android版についてもまとめページが用意されており、幅広い端末で作品に触れられる環境が整えられています。YouTube上には作品にまつわる動画をまとめたプレイリストも公開されており、実際の雰囲気を映像で確認してから始めたいという方にも役立つ情報源となっています。
幅広い年代から支持される理由
「7年後で待ってる」がこれほど長く親しまれている背景には、記憶と約束というテーマの普遍性があると考えられます。誰かとの大切な約束を守りたいという気持ちや、忘れてしまった過去を取り戻したいという願いは、年齢や世代を問わず共感を呼びやすいテーマです。ゲームとしての完成度の高さに加え、感動系のノベルゲームを好むユーザーからの評価も厚く、じっくりと物語に没入できる作品として長期的な人気を保っています。またコミカライズによって、普段ゲームをあまりプレイしない読者にも物語が届くようになったことで、ファン層がさらに広がったこともヒットの理由のひとつと言えるでしょう。ゲームとコミック、どちらから触れても物語の魅力がしっかり伝わる構成になっているため、自分に合った形式で気軽に世界観を楽しめる点も、この作品ならではの強みです。
まとめ
「7年後で待ってる」の作者について整理すると、ゲーム版の開発を手がけたのはクリエイターの「fumi」で、その配信・展開をパブリッシャーの「room6」が支えています。一方、コミカライズ版の作画を担当しているのは「あるた梨沙」氏で、原作との連携のもとで物語に新たな表現を加えています。つまり「作者」という言葉が指す相手は、ゲームとコミックどちらに注目するかによって変わってくるものの、いずれの制作陣も記憶と約束というテーマを丁寧に描き続けてきたという点で共通しています。ゲームはApp StoreやSteam、Nintendo Switchなど複数のプラットフォームで、コミック版はめちゃコミックやブックライブ、コミックシーモア、カドコミなどの電子書籍サービスで、それぞれ気軽に試し読み・体験することができます。まだ触れたことがないという方は、まずは無料の試し読みや配信ページから、この心あたたまる物語の世界をのぞいてみてはいかがでしょうか。
7年後で待ってる 作者は誰?ゲーム版とコミック版の制作陣を紹介をまとめました
あらためて振り返ると、「7年後で待ってる」というひとつのタイトルの裏には、ゲームを生み出したfumiとroom6、そしてコミックとして新たな命を吹き込んだあるた梨沙という、複数のクリエイターの丁寧な仕事が積み重なっています。記憶を失った主人公が、大切な約束を胸に街へ戻ってくるという物語の軸は、ゲームでもコミックでも変わらず貫かれており、どちらの形式から入っても十分に楽しめる作りになっています。今回ご紹介した配信サービスや制作陣の情報を参考に、自分に合った方法でぜひこの作品の世界に触れてみてください。きっと、読み終えたあとにあたたかい余韻が残るはずです。
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