ハンデスとは何か
デュエル・マスターズプレイス(デュエプレ)において、ハンデスはハンド・デストラクション(Hand Destruction)の略称で、相手の手札を墓地などのゾーンに移動させ、自由に使わせなくするという戦術です。このメカニクスはデュエプレの醍醐味の一つであり、多くのプレイヤーに愛されている戦略です。
ハンデス戦術の基本的な考え方は、相手のリソース(手札)を削り尽くすことで、相手の行動を制限し、最終的に勝利を掴むというものです。序盤から終盤まで一貫した戦略で相手を圧倒できるため、環境を問わず活躍する可能性を持っています。
ハンデスデッキの基本構造
ハンデスデッキは大きく分けて、軽量ハンデスカードによる序盤の圧力、中盤のアドバンテージ確保、終盤のフィニッシャーという三つの段階で構成されています。
序盤では、コストが低いハンデスカードを連打して相手の展開を阻害します。このフェーズでは、相手の手札を削りながら自分のテンポを奪取することが重要です。例えば、先行であれば1ターン目からハンデスを仕掛け、後手でも2ターン目から連鎖ハンデスを目指すという戦い方が基本となります。
中盤では、研究所やワルスラといったカードパッケージを活用してアドバンテージを稼ぎます。この段階で盤面優位を確立することで、相手の反撃を防ぎながら自分のリソースを補充していきます。
終盤では、アダムスキーなどのフィニッシャーで相手の山札を削り切るか、ジェニー・ジェーンのシールド焼却効果で決着をつけるという流れが理想的です。
序盤の立ち回り戦術
ハンデスデッキの序盤は、相手の展開を阻害することに全力を注ぎます。先行と後攻で若干異なるアプローチが必要になります。
先行の場合、1ターン目にジェニーやブレインタッチといった軽量ハンデスカードを撃ち、相手の手札を削ります。この早期のハンデスにより、相手の計画を狂わせることができます。
後攻の場合でも、2ターン目から連鎖ハンデスを目指すことで、相手のアドバンテージを奪い取ります。同時に、アクア・ハルカスやエナジー・ライトで自分のリソースを補充しながら、速攻系デッキに対してはアクア・ガードを配置して防御を固めます。
序盤のハンデスは単なる相手の手札削減ではなく、相手のゲームプランを破壊し、自分のペースでゲームを進めるための重要なステップです。
中盤のアドバンテージ確保
序盤で相手のテンポを奪ったら、中盤ではアドバンテージを確保することが次の目標になります。研究所が貼れない相手の弱点を突き、長期戦に持ち込むという戦略が有効です。
デュエプレオリジナルカードのQ.E.D=Xを加えることで、コマンド進化によってさらに耐久力をアップさせることができます。これにより、中盤の盤面優位を確立し、相手の反撃を防ぎながら自分の勢いを保つことができます。
中盤では、ハンデスと除去を連打して相手のリソースを削り尽くすことが重要です。相手が何度も展開を試みても、その度にハンデスと除去で対応することで、相手のリソースは急速に枯渇していきます。
終盤のフィニッシャー戦略
終盤では、それまでの準備が実を結ぶ段階です。相手のリソースが枯渇した状態で、強力なフィニッシャーを展開することで、ゲームを決着させます。
アダムスキーを侵略させることで、相手の山札を削り切るという方法があります。このカードは、相手の山札を直接削減するため、相手がどのような防御を用意していても対応できません。
また、ジェニー・ジェーンのシールド焼却効果も強力なフィニッシャーとなります。このカードは、ハンデスと除去で相手のリソースを削り尽くした後、シールドを焼却することで最終的な勝利を掴むことができます。さらに、ジェニー・ジェーンの効果でドローすることで、自身のリソース差をつけながら勝利を目指すことができます。
ハンデスカードの選択と構築
ハンデスデッキを構築する際には、どのハンデスカードを採用するかが重要な決断になります。軽量ハンデスカードと重いハンデスカードのバランスを取ることが、デッキの安定性を左右します。
軽量ハンデスカードは、序盤から連打できるため、相手の展開を早期に阻害できます。しかし、ランダムハンデスの場合、相手に土地を捨てさせてしまう可能性があるため、ピーピング機能で「土地でないカード」を捨てたり、相手に選ばせるセルフハンデスになっているカードが多いです。
重いハンデスカードは、4ターン目に2枚ハンデスできるなど、より強力な効果を持っています。相手が先行であれば残り0から1枚、後攻であれば1から2枚まで相手の手札を減らせるため、ゲームを決めれるレベルまで相手のリソースを削減できます。
デッキ構築では、これらのカードをバランスよく配置することで、序盤から終盤まで安定したハンデス圧力を維持することができます。
環境に応じたハンデスデッキの進化
デュエプレの環境は常に変化しており、ハンデスデッキもそれに応じて進化してきました。過去の環境では、ハンデスボルバルという8割以上をハンデスに振った除去デッキが猛威を振るいました。
しかし、環境が高速化するにつれて、不確定なランダムハンデスでは対処できない状況が増えてきました。また、リソース確保に長けた進化元が多くなったため、ハンデスが有効ではない場面も増加しました。
現在のハンデスデッキは、単純なハンデス圧力だけでなく、除去と組み合わせたコントロール戦術へと進化しています。水闇ハンデスや闇単魔導具といった新しいハンデスデッキは、ハンデスと除去で相手の行動を潰しながら、強力なフィニッシャーに繋げるという戦略を採用しています。
青黒ハンデスの特徴と強み
青黒ハンデスは、現在のデュエプレ環境で絶賛流行中のハンデスデッキです。このデッキは、序盤のテンポ奪取から終盤の山札削りまで、一貫した戦略で勝利を掴むことができます。
青黒ハンデスの強みは、柔軟な構築と豊富な選択肢にあります。相手のデッキタイプに応じて、カード選択を変更することで、様々な環境に対応することができます。
このデッキは、ワルスラを複数枚引き込むことで、継続的なハンデス圧力を維持します。また、アダムスキー侵略によるフィニッシュまで、一貫した戦略で相手を圧倒することができます。
水闇ハンデスの戦術
水闇ハンデスは、シンプルにハンデスと除去を連打して、相手のリソースを削り尽くすことを目的としたデッキです。このデッキの特徴は、その直線的で分かりやすい戦略にあります。
序盤から中盤にかけて、ハンデスと除去で相手の行動を制限し、相手のリソースを急速に枯渇させます。最後は、ジェニー・ジェーンのシールド焼却効果で決着となります。
このデッキは、複雑な構築を必要としないため、初心者から上級者まで幅広いプレイヤーに適しています。同時に、環境に応じたカード調整により、常に競争力を保つことができます。
闇単魔導具ハンデスの活用
闇単魔導具は、魔導具を軸にハンデスと除去で相手の行動を潰し、フィニッシャーのデ・スザークに繋げるデッキです。このデッキは、盤面制圧力に優れたコントロールデッキとして機能します。
序盤は、ドゥシーザやドゥポイズで相手盤面を捌きつつ、ヘモグロやグリペイジで相手の手札リソースを奪っていきます。また、バギンによる味方クリーチャーのコスト軽減サポートや、グリギャンによる墓地リソースの確保を狙っていくことで、継続的なアドバンテージを確保します。
デ・スザークは、バトルゾーンの制圧効果を持ちつつ、魔導具を媒介に召喚コストを踏み倒して登場する強力なフィニッシャーです。序盤のハンデスからさらに、ジェニー・ジェーンによるハンデスで追い討ちをかけることで、相手のハンデス対策を避けながらハンデスし、自身はドローしてリソース差をつけていくことができます。
ハンデスの弱点と対策
ハンデスデッキにも弱点があります。環境が高速化し、不確定なランダムハンデスでは対処できない状況が増えてきました。また、リソース確保に長けた進化元が多いせいでハンデスが有効ではない場面も存在します。
さらに、切り札のハンデスに成功したところで、場の進化元に制圧されてしまうという状況も考えられます。そのため、ハンデスデッキは単なるハンデス圧力だけでなく、除去と組み合わせた総合的なコントロール戦術が必要になります。
ハンデスをしている時、自分もまた手札を減らしてしまうという共通の弱点があります。デュエプレはデッキが30枚で、ルール上相手ターンには基本動けず、デッキを引き切っても即座に負けとはならないため、1~2枚の太いフィニッシャーに強く依存しています。そのため、軽いハンデスカードはピーピングして「土地でないカード」を捨てたり、相手に選ばせるセルフハンデスになっているカードが多いのです。
ハンデスカードの評価と活用
デュエプレには多くのハンデスカードが存在し、それぞれが異なる役割を果たします。カード評価を正しく理解することで、より効果的なデッキ構築が可能になります。
アクア・ポインターは、デュエプレで改造された非常に強力なハンデスカードです。ハンデスすると自分の勢いも落ちるという共通の弱点を、1枚ドローしながら場にクリーチャーも残すという効果で帳消しにしており、メリットの塊となっています。
ゴースト・タッチや汽車男といった汎用ハンデスカードは、過去に下方修正を受けましたが、それでもなお有用なカードとして機能しています。これらのカードの強さを理解し、適切に活用することが、ハンデスデッキの成功につながります。
プレイングの工夫
ハンデスデッキを使いこなすには、単なるカード知識だけでなく、プレイングの工夫が重要です。相手のデッキタイプを読み、最適なハンデスカードを選択することで、より高い勝率を実現できます。
ランダムハンデスの強い使い方を理解することで、不確定性を最小限に抑えながら、最大の効果を発揮させることができます。相手の手札構成を推測し、どのカードをハンデスするかを戦略的に判断することが、上級プレイヤーの証です。
また、ハンデスのタイミングも重要です。相手が重要なカードを手札に抱えている時期を見計らってハンデスを仕掛けることで、より大きなダメージを与えることができます。
環境適応型のデッキ構築
デュエプレの環境は常に変化しており、ハンデスデッキもそれに応じて進化する必要があります。現在の環境で活躍するハンデスデッキは、単純なハンデス圧力だけでなく、除去と組み合わせた総合的なコントロール戦術を採用しています。
環境に応じたカード選択を行うことで、様々なデッキタイプに対応することができます。例えば、速攻系デッキが流行している環境では、防御カードを多めに採用し、コントロール系デッキが流行している環境では、より強力なハンデスカードを採用するといった調整が考えられます。
柔軟な構築と豊富な選択肢を持つハンデスデッキは、環境を問わず活躍する可能性を秘めています。
まとめ
デュエプレのハンデスは、相手の手札を削り尽くすことで勝利を目指す、奥深い戦術です。序盤のテンポ奪取から終盤の山札削りまで、一貫した戦略で相手を圧倒することができます。青黒ハンデス、水闇ハンデス、闇単魔導具など、様々なハンデスデッキが存在し、それぞれが異なる特徴と強みを持っています。ハンデスカードの選択、プレイングの工夫、環境適応型の構築を通じて、ハンデスデッキの真の力を引き出すことができます。
デュエプレ・ハンデス完全攻略:序盤の立ち回り・中盤の維持・終盤のフィニッシュまでをまとめました
ハンデスデッキを極めるには、単なるカード知識だけでなく、戦術的な思考とプレイングの工夫が必要です。相手のデッキタイプを読み、最適なハンデスカードを選択し、適切なタイミングでハンデスを仕掛けることで、より高い勝率を実現できます。環境の変化に応じて柔軟にデッキを調整し、常に競争力を保つことが、ハンデスプレイヤーの目指すべき姿です。デュエプレの醍醐味であるハンデス戦術を存分に楽しみながら、勝利への道を切り開いていきましょう。














