第五人格イタカ（夜の番人）完全攻略ガイド：風力の使い方・チェイス戦術・おすすめ人格まとめ

イタカとは

第五人格に登場するハンター「夜の番人」の本名がイタカです。風を操る能力を持つこのキャラクターは、加速と減速を駆使した高い機動力が特徴的なハンターとなっています。実装当初から強力なハンターとして認識され、多くのプレイヤーに使用されてきました。

イタカのキャラクターは、クトゥルフ神話に登場する「風に乗りて歩むもの」という異名を持つ邪神をモチーフにしています。吹雪の中で姿を表し、風を操る能力を持つというコンセプトは、元ネタの設定を見事に反映させています。

基本ステータスと特性

移動速度と攻撃範囲

イタカの移動速度は4.64m/sで、標準的なハンターの速度を備えています。恐怖半径は32.07mとなっており、サバイバーに対して適切な圧力をかけることができます。通常攻撃の距離は3.2m、溜め攻撃の距離は3.46mです。

板破壊にかかる時間は2.67秒で、高速破壊時は1.25秒となります。窓乗り越えは2.23秒、高速乗り越えは1.2秒です。板気絶時間は3.75秒と、標準的な値を保っています。

外在特質「風行の物」

イタカの最大の特徴は、風域系スキルを使用するたびに風力を1回分ストックできる能力です。最大3回分まで風力を蓄積することが可能で、この風力を消費することでスキルを発動させます。風力がある限り、クールタイムなしでスキルを連続使用できるという強力な特性を持っています。

存在感を2500まで上昇させることで、「風の眷属」という外在特質が解放されます。この特質により、ストックできる風力の上限が4回まで上昇し、風域系スキルを使うたびに風力を2回ストックできるようになります。これにより、より頻繁にスキルを使用できるようになり、戦闘能力が大幅に向上します。

スキルの詳細解説

風域

風域はイタカの基本スキルで、クールタイムは13秒です。このスキルを使用することで、イタカは風力を1回分ストックします。風域を形成することで、その中に風をストックする力を得られます。

風行-加速と板窓乗り越え

風力を1回分消費することで、5秒間移動速度を24%上昇させることができます。この加速状態では、落とされた木の板や窓を素早く飛び越える能力を獲得します。

このスキルの最大の利点は、クールタイムがないという点です。風力さえあれば、連続して使用することが可能です。グルチェ（グルグル回転しながらの攻防）に非常に強く、減速と加速を組み合わせることで、サバイバーを効率的に追い詰めることができます。

使用する際のコツとしては、壊す板と乗り越える板を見極めることが重要です。すべての板を乗り越えるのではなく、戦略的に判断することで、より効果的なチェイスが可能になります。

風行-遠距離急襲

風力を1回分消費して、前方にまっすぐダッシュできるスキルです。カメラ操作により若干の曲がりも可能で、障害物に当たるとその場で終了します。

このスキルは存在感1000で解放される能力で、距離チェイスに非常に強いです。クールタイムがないため、風力さえあれば連続使用が可能です。中間狩りやDD（ダウン・ダウン）を狙う際に特に有効で、心音範囲外から一気に接近することができます。

ダッシュはまっすぐ前に進むため、カメラ操作で若干の軌道調整をしながら使用することで、より精密な追撃が可能になります。

風域制御

風の形態を切り替えるスキルで、戦況に応じて風域の形状を変更することができます。これにより、より柔軟な戦術展開が可能になります。

イタカの強力な点

チェイス能力の高さ

イタカの最大の強みは、チェイス能力の高さです。ファーストチェイスにおいて、距離チェイスには若干弱いものの、グルチェには減速と加速を組み合わせることで非常に強い対応ができます。

存在感を最大まで上昇させると、「風行-遠距離急襲」が解放され、苦手だった距離チェイスも強く出られるようになります。この時点で、イタカのチェイスに隙がなくなり、即ダウンを取りやすくなります。

機動力の優位性

加速スキルにより、イタカは高い機動力を発揮します。風力を消費することで移動速度を24%上昇させられるため、サバイバーとの距離を詰めやすくなります。クールタイムがないという特性により、風力がある限り連続して加速できるのは大きなアドバンテージです。

板攻防での優位性

溜め攻撃のリーチの長さを活かすことで、板攻防で強い立場を取ることができます。加速スキルにより板を素早く乗り越えることも可能で、サバイバーの板の使用を効率的に制限できます。

立ち回りのポイント

解読中の奇襲に注意

イタカは解読妨害能力を持たないため、サバイバーが暗号機を解読している間、直接的な妨害ができません。しかし、高い機動力を活かした奇襲が可能です。

特に存在感1000で解放される「風行-遠距離急襲」を連続使用されると、心音範囲外から一気に接近されるため注意が必要です。チェイス能力が低いサバイバーを使用している場合は、早めに暗号機から離れることが重要です。

風力の管理

イタカの戦闘において、風力の管理は非常に重要です。風力は風域スキルを使用することでストックされ、スキル使用時に消費されます。最大3回分（外在特質で4回分）の風力を効率的に使用することで、継続的な圧力をかけることができます。

風力がない状態では、スキルを使用できないため、戦闘能力が大幅に低下します。常に風力の残数を意識しながら、戦略的にスキルを使用することが求められます。

チェイスの戦術

グルチェでは、加速スキルで距離を詰めながら、減速効果を活かしてサバイバーの逃げ道を制限します。距離チェイスでは、「風行-遠距離急襲」を活用して、心音範囲外からの急襲を仕掛けることが有効です。

中間狩りやDD戦術を狙う際には、風力を温存しておき、重要な場面で一気にスキルを使用することで、サバイバーに対して圧倒的なアドバンテージを得ることができます。

板破壊と乗り越えの判断

イタカは板を破壊することも、乗り越えることも可能です。戦況に応じて、どちらの行動を取るかを判断することが重要です。グルチェの最中には、乗り越えることで速度を落とさずに追撃を続けることができます。一方、サバイバーが逃げ込む可能性のある板は、破壊することで逃げ道を制限できます。

キャラクターストーリー

背景設定

イタカのストーリーは、赤髪の女性が異端とされ、魔女狩りによる迫害を受けるところから始まります。この女性は森に逃亡し、やがてイタカと関わることになります。

イタカはナザニールという人物に成り代わることで、その死を隠すことに成功します。その後、魔女から教わった教養（文字書き）によりナザニールの遺書を偽装し、ナザニールが自殺によって死んだと周りから思わせることに成功します。

夜の番人への変貌

赤髪の魔女に人間を近寄らせないため、イタカは夜に森を徘徊し、森へ侵入してきた者を惨殺するようになりました。赤髪の魔女のためであり、魔女狩りという愚かな思想を持つ人間の罪を裁くために、イタカは夜の番人になったのです。

クトゥルフ神話に登場するイタカは「風に乗りて歩むもの」という異名を持ち、第五人格でもこの設定が反映されています。また、クトゥルフ神話ではイタカはハスターの眷属とされているため、第五人格でもハスターとイタカの関わりが出てくる可能性があります。

携帯品「アイスドリンク」

イタカの携帯品である「アイスドリンク」は、身に着けると氷や雪のエフェクトを出してくれます。氷や雪のエフェクトが出るのは、元ネタであるクトゥルフ神話に登場するイタカが氷や雪を操る能力を持っていたとされているためです。

実戦での活躍

環境ハンターとしての地位

イタカは実装直後から準環境ハンターとして認識され、使用人口も多くなりました。スキルがシンプルかつチェイスを手軽に片づけやすいため、非常に強いハンターとして評価されています。

その後、さらに強力なハンターが実装されましたが、イタカの基本的な強さは変わらず、多くのプレイヤーに愛用されています。

高ランク帯での使用

高ランク帯でも、イタカは有効なハンターとして機能します。チェイス能力の高さと機動力により、サバイバーに対して継続的な圧力をかけることができるため、ランクマッチでの勝率向上に貢献します。

まとめ

第五人格のイタカ（夜の番人）は、風を操る能力を持つ高機動力ハンターです。加速と減速を駆使したチェイス能力の高さが最大の特徴で、風力を効率的に管理することで、継続的にサバイバーに対して圧力をかけることができます。スキルがシンプルながら強力で、初心者から上級者まで幅広いプレイヤーに適したハンターとなっています。風力の管理、板攻防の判断、チェイス戦術の工夫により、イタカの真の力を引き出すことができるでしょう。

第五人格イタカ（夜の番人）完全攻略ガイド：風力の使い方・チェイス戦術・おすすめ人格まとめをまとめました

イタカをマスターするためには、風力の管理を最優先に考え、戦況に応じた柔軟なスキル使用が重要です。グルチェでは加速と減速を組み合わせ、距離チェイスでは「風行-遠距離急襲」を活用することで、あらゆるチェイス場面で優位性を保つことができます。また、板破壊と乗り越えの判断を正確に行い、サバイバーの逃げ道を効率的に制限することで、より高い勝率を実現できます。イタカの高い機動力と強力なチェイス能力を最大限に活かし、ランクマッチでの成功を目指しましょう。