ニュースの要約
- QPS研究所の小型SAR衛星「QPS-SAR10号機」が、米国Rocket Lab社のElerenロケットで5月17日に打ち上げられる予定
- QPS研究所は、これまでに9機の小型SAR衛星を打ち上げ、2028年5月末までに24機、最終的には36機の衛星コンステレーションを構築する目標
- 「ワダツミ-I」と命名された今回の10号機は、日本神話の神様「ワダツミ」をモチーフにしたデザインとなっている
概要
小型SAR衛星の開発・運用を行うQPS研究所は、10機目となる小型SAR衛星「QPS-SAR10号機」の打ち上げを発表しました。
この小型SAR衛星は、米国のロケット開発企業Rocket Lab社のElerenロケットによって、2025年5月17日に打ち上げられる予定です。同社のElerenロケットは、年間2番目に多くの打ち上げを行うロケットとなっており、今回の打ち上げは同社の64回目の打ち上げとなります。
QPS研究所は、これまでに9機の小型SAR衛星を打ち上げてきており、今回10機目の打ち上げとなります。QPS研究所は、2028年5月末までに24機、最終的には36機の衛星コンステレーションを構築する目標を掲げています。
今回打ち上げられる10号機は、「ワダツミ-I」と命名されており、日本神話の海の神様「ワダツミ」をモチーフにしたデザインとなっています。同社は、神話の神様の名前をつけることで、衛星開発の伝統を継承していくことを表現しています。
編集部の感想
編集部のまとめ
QPS-SAR10号機「ワダツミ-I」:QPS研究所小型SAR衛星、米国Rocket Lab社 Electronロケットにて5月17日(土)に打上げ予定についてまとめました
QPS研究所の小型SAR衛星「QPS-SAR10号機」の打ち上げが、2025年5月17日に予定されていることがわかりました。同社は2005年の創業以来、小型SAR衛星の開発に取り組んでおり、今回の10号機は一つの節目となる衛星だと言えるでしょう。
今回の10号機には「ワダツミ-I」という愛称が付けられており、日本神話に登場する海の神様をモチーフにしたデザインとなっています。同社は、これまでに9機の小型SAR衛星を打ち上げてきており、最終的には36機のコンステレーション構築を目指しているというのは非常に意欲的な目標です。
今回の打ち上げでは、民間企業のロケット「Electron」が使用される予定ですが、これもQPS研究所にとっては重要な技術的課題を解決する一歩となるでしょう。小型SAR衛星の活用は、災害監視や資源探査など、様々な分野で期待されており、QPS研究所の取り組みにも大きな注目が集まっています。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000071.000049970.html