ニュースの要約
- アイシンがトルコに太陽光発電施設を新設し、欧州地域の全生産拠点で再生可能エネルギー導入率100%を達成
- 年間約4,200tのCO2排出量削減を見込み、カーボンニュートラルに向けた取り組みを加速
- 欧州地域では2040年のカーボンニュートラル達成に向けて、再生可能エネルギー導入を推進
概要
株式会社アイシンの欧州地域生産子会社であるAISIN OTOMOTIV PARCALARI SANAYI VE TICARET A.S.は、トルコ国内に太陽光発電施設を建設し、5月22日に開所式を行った。
この施設での発電開始により、トルコを含む欧州地域の全生産拠点で再生可能エネルギー導入率が100%となった。欧州地域では、2040年のカーボンニュートラル達成に向けて、太陽光発電や風力発電の導入など、再生可能エネルギーへの切り替えを進めている。
今回のトルコでの太陽光発電施設の開所により、年間約4,200tのCO2排出量削減が見込まれ、今後さらなる省エネルギー活動や電力の有効利用などを進め、カーボンニュートラルに向けた取り組みを加速していく。
編集部の感想
編集部のまとめ
アイシン:トルコで太陽光発電施設を開所についてまとめました
今回のニュースで、アイシンがEU地域での再生可能エネルギー導入に本腰を入れていることがよく分かる。2040年までにカーボンニュートラルを実現するという長期目標に向けて、欧州の生産拠点100%での再生可能エネルギー利用を2025年までに達成するなど、着実に取り組みを進めている。
特にトルコでの新設太陽光発電所は大規模な設備で、年間4,200tものCO2排出量削減に寄与すると見込まれており、これがアイシンのカーボンニュートラル実現に大きな一歩となる。社会的責任を果たすとともに、経営の観点からも環境対策への取り組みが重要になっている中で、アイシンの姿勢は高く評価できる。今後もこうした先進的な取り組みを続けていってほしい。
参照元:“https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000136.000112940.html”