ニュースの要約
- AXIS DLPU搭載カメラでエッジAIを実現し、見守りシステム『ウェアセーフ Ver.3.0』への搭載を予定
- 自社開発のAI姿勢推定モデルにより、『ウェアセーフ Ver.3.0』の検知性能を向上
- 今年8月にβ版をリリース予定
概要
株式会社スマートゲートは、病院・介護施設向け見守りソリューション『ウェアセーフ』の次期バージョンVer.3.0に、当社独自開発のAI姿勢推定モデルを搭載することを発表しました。
これまでのバージョン『ウェアセーフ Ver.2.0』では、MoveNetを活用して離床検知までは可能でしたが、細かな姿勢の検知には限界がありました。そこで今回、自社開発したAI姿勢推定モデルをAXIS Communications社製のネットワークカメラに内蔵されたDLPU(Deep Learning Processing Unit)上で動作させることで、クラウドレスのエッジ推論を実現し、リアルタイム性とセキュリティを強化しています。
『ウェアセーフ Ver.3.0』では、この自社開発の姿勢推定モデルにより検知性能が大幅に向上し、ユーザーの精神的負担および体力的負担を大幅に軽減することが期待されます。β版は今年8月にリリース予定とのことです。
編集部の感想
編集部のまとめ
ウェアセーフ Ver.3.0:AI姿勢推定モデルを自社開発=AXIS DLPU搭載カメラでエッジAIを実現についてまとめました
株式会社スマートゲートは、病院・介護施設向け見守りシステム『ウェアセーフ』の次期バージョンVer.3.0において、自社開発のAI姿勢推定モデルを搭載すると発表しました。これにより、これまでの『ウェアセーフ』シリーズでは課題だった細かな姿勢検知が可能になり、ユーザーの精神的・体力的負担を大幅に軽減できると期待されます。
本システムでは、AXIS Communications社製のネットワークカメラに内蔵されたDLPUを活用したエッジAIを採用することで、クラウドレスでリアルタイムな姿勢検知を実現しています。今後、高齢化に伴い介護需要が増大する中で、このようなAIを活用した見守りシステムは介護現場での活用が期待されます。
『ウェアセーフ Ver.3.0』のβ版は今年8月にリリース予定とのことで、実際の利用現場での反応にも注目が集まります。介護の負担軽減に貢献できることを期待しましょう。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000027770.html