ニュースの要約
- 台湾角川が25周年を記念し、「クラシックIPの再現」「新事業の展開」「台湾IPのグローバル化」の3つの重大発表を行った
- 台湾角川は「KADOKAWA Masterpiece Comics」シリーズの導入や、ライトノベル・漫画の読み放題サービス、くじ引きサービスの展開、台湾オリジナルIPのドラマ化など、新事業を発表した
- 台湾角川はKADOKAWAグループを通じて台湾のオリジナルIPを世界に発信していくことを発表した
概要
株式会社KADOKAWAの海外連結子会社である台灣角川股份有限公司(台湾角川)は、11月8日に台湾角川25周年記念祝賀会を開催しました。
その際、台湾角川は「クラシックIPの再現」「新事業の展開」「台湾IPのグローバル化」の3つの重大発表を行いました。
1つ目の「クラシックIPの再現」では、KADOKAWA「Masterpiece Comics」シリーズの繁体字中国語版を発表したほか、『涼宮ハルヒの劇場』の台湾同時発売や韓国ウェブマンガの出版権取得などを発表しました。
2つ目の「新事業の展開」では、KADOKAWAの「くじ引き堂」サービスの台湾展開やライトノベル読み放題・漫画連載館の新設、台湾オリジナルIPのドラマ化などを発表しました。
3つ目の「台湾IPのグローバル化」では、台湾発オリジナルIPの海外展開を通じて世界への発信力を高めていく取り組みを発表しました。具体的には、台湾オリジナルIPの海外版権販売やKADOKAWAグループのネットワークを活用した展開、台湾と日本の共同開発によるオリジナルコミックの配信開始などを発表しました。
KADOKAWAグループにとって台湾は重要な市場の一つであり、台湾角川25周年を機に、さらなる台湾市場への展開と、台湾発IPのグローバル展開を加速させていくことが分かりました。
編集部の感想
編集部のまとめ
台湾角川:台湾角川25周年記念で3つの重大発表 「クラシックIPの再現」「新事業の展開」「台湾IPのグローバル化」についてまとめました
今回の台湾角川の25周年記念発表では、クラシックIPの活用や新サービスの展開、そして何よりも台湾オリジナルIPのグローバル化に力を入れていることが注目されます。
特に台湾オリジナルIPの海外展開は、KADOKAWAのグローバルネットワークを活用して積極的に行っていく計画で、台湾発コンテンツの世界進出が期待できそうです。
また、ライトノベルやマンガの読み放題サービスの展開など、デジタル化への対応も行っているほか、実写化などメディアミックス展開にも注力しています。
台湾は日本のコンテンツにとって重要な市場の一つですが、今回の発表を見ると、台湾自身の創造性や発信力も高まってきているように感じられます。台湾角川の25周年を契機に、今後さらに台湾のコンテンツが世界で注目を集めていくことでしょう。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000015924.000007006.html