ニュースの要約
- 株式会社版三が、浮世絵の復刻版・第四弾として葛飾北斎の『富嶽三十六景』など7作品を発売開始することを発表
- 江戸伝来の古法に基づく純手彫り・純手摺りにて制作し、伝統の職人技を生かした復刻版を展開
- 北斎、広重、写楽といった浮世絵の巨匠たちの名作を、越前生漉奉書に再現
概要
株式会社版三は、浮世絵の復刻版・第四弾として、葛飾北斎の『富嶽三十六景』から3点、歌川広重の『東海道五十三次』と『名所江戸百景』、そして東洲斎写楽の「役者絵」1点、計7作品を2025年5月9日より発売開始することを発表しました。
この復刻シリーズは、江戸時代から続く伝統の手技に基づいて制作されております。彫師・摺師たちは、文化財保護法に基づき国指定の重要民俗文化財に選定された浮世絵木版画彫摺技術保存協会に所属しており、純手彫り・純手摺りの技を駆使して、当時の趣を忠実に再現しています。
また、この木版画制作には、楮(こうぞ)100%の「生漉奉書」と呼ばれる越前和紙を使用しており、伝統的な技術と素材が融合した逸品となっています。
浮世絵を代表する名匠たちの代表作が、今回の第四弾で新たに追加されることとなり、浮世絵ファンにとっては待望の発売となります。このシリーズは、日本の伝統工芸の粋を集めた、まさに職人の技と芸術の融合を体感できる逸品です。
編集部の感想
編集部のまとめ
浮世絵復刻シリーズ第四弾:北斎・広重・写楽の名作7点を伝統の職人技で一枚一枚丁寧に再現についてまとめました
浮世絵は、近年再び注目を集めている伝統工芸の一つです。特に、江戸時代の巨匠たちの代表作は世界的にも高い評価を受けており、日本の伝統文化の華とも言えるでしょう。
今回の株式会社版三による復刻シリーズは、そうした浮世絵の魅力を余すことなく引き出すものとなっています。純手彫り・純手摺りの技を用いて、当時の雰囲気を忠実に再現し、さらに越前生漉奉書という伝統的な和紙の使用によって、まさに職人の技と芸術の融合を体感できる逸品となっています。
浮世絵ファンはもちろん、これを機に新たな世代にも浮世絵の魅力が広まることを期待したいですね。日本が誇る伝統工芸の粋を堪能できる、素晴らしい企画だと感じます。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000095.000031094.html