ニュースの要約
- アレンテージョ地方の無形文化遺産「カンテ・アレンテジャーノ」を大阪・関西万博で披露
- ファド、ボサノバ、フォークソウルを融合したシンガー、アントニオ・ザンブージョのコンサートも開催
- アレンテージョ地方は歴史と文化が息づく持続可能な旅行先として注目されている
概要
ポルトガル南部のアレンテージョ地方は、2025年大阪・万博にて、地域の中でも最も独創性に溢れて深みのあるポルトガルの伝統的文化を披露します。
5月9日から11日にかけ、ポルトガル館で開催される公式イベント、「アレンテージョ・デイズ」では、ユネスコ無形文化遺産に登録されている多声合唱「カンテ・アレンテジャーノ」の心揺さぶるハーモニーが来場者を魅了します。
この期間中は、ランチョ・デ・カンタドーレス・ダ・アウルデイア・ノヴァ・デ・サン・ベントによるパフォーマンスが行われ、5月11日にはポルトガルで最も有名な音楽家の一人、アントニオ・ザンブージョによる特別コンサートが開催されます。
ファドやブラジルのボサノバ、アレンテージョのフォークソウルを融合させたサンブージョの芸術性は、地域のアイデンティティを洗練された感性で世界へと発信します。
リスボンの南東、車でわずかの距離に広がるアレンテージョ地方は、大西洋からスペイン国境にかけて広がる地域で、古代から続くオリーブ畑や、コルクの森、そして時を超えた伝統が今も息づく土地です。
この文化プログラムは、アレンテージョ地方をその本質的で深みのあるグローバルな文化価値を兼ね備えたディスティネーションとして位置付けるアレンテージョ観光局によって主催されています。
編集部の感想
編集部のまとめ
アレンテージョ観光局：アレンテージョ地方、無形文化遺産のカンテアレンテジャーノでポルトガルの魂をEXPO2025大阪・関西万博へについてまとめました
今回のアレンテージョ地方の文化紹介は、単なるイベントの開催にとどまらず、ポルトガルの伝統的な音楽文化を通じて、地域の魂や価値観を世界に発信する重要な取り組みだと評価できます。
ユネスコ無形文化遺産に登録された「カンテ・アレンテジャーノ」は、アレンテージョ地方の人々の生活そのものを反映する重要な表現形式です。
さらに、ファド、ボサノバ、アレンテージョのフォークソウルを融合させたアーティスト、アントニオ・ザンブージョの登場は、伝統と革新のハーモニーを体現するものです。
このように、アレンテージョ地方の魅力を多角的に大阪・関西万博に届けようとする取り組みは、単なる観光プロモーションの域を超えて、深い文化的な交流を実現するものだと言えるでしょう。
今後、このような文化交流を通じて、アレンテージョ地方がより多くの人々の注目を集め、サステナブルな観光地としても発展していくことが期待されます。
参照元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000162308.html
