ニュースの要約
- 株式会社バイオームと京王電鉄株式会社が、「高尾の森わくわくビレッジ」で次世代通信技術「Starlink」を活用した生物データ収集の実証実験を行う。
- 小学校低学年から大人までを対象に、生物調査体験プログラム「わくわくビレッジ調査隊!」を開催する。
- 東京都の「次世代通信技術活用型スタートアップ支援事業」の一環として実施される。
概要
株式会社バイオームと京王電鉄株式会社は、5月24日(土)・25日(日)に、東京都八王子市の「高尾の森わくわくビレッジ」にて、次世代通信技術「Starlink」を活用した通信圏外での生物データ収集・実用性を検証する実証実験を行います。
本実証実験は、わくわくビレッジ内に「Starlink」通信環境を構築し、4G・5G通信圏外環境においていきものコレクションアプリ「Biome」を使って生物情報収集の可否を検証することを目的としています。また、小学校低学年から大人までの計80名を対象に、わくわくビレッジ内での生物調査体験プログラム「わくわくビレッジ調査隊!」を開催します。
この取り組みは、京王電鉄によるオープンイノベーションの取り組みとして実施されるほか、東京都の「次世代通信技術活用型スタートアップ支援事業(Tokyo NEXT 5G Boosters Project)」の一環として、開発プロモーターのTIS株式会社と連携事業者のKDDI株式会社が支援しています。
編集部の感想
編集部のまとめ
「高尾の森わくわくビレッジ」:次世代通信技術「Starlink」により通信圏外で生物データを収集する実証実験を実施についてまとめました
今回の取り組みは、自然豊かな立地を活かした「高尾の森わくわくビレッジ」と、生物多様性保全に取り組むバイオーム社が組んで行うものです。通信インフラの整備されていない地域でも生物データを収集できるようにするため、次世代通信技術の「Starlink」を活用した実証実験が行われます。
同時に、小学生から大人まで幅広い年齢層を対象に生物観察体験プログラムが用意されており、参加者には生物の生態や自然との関係性についての学びも得られるはずです。子供たちにとっては、デジタルとアナログが融合した新しい形の自然体験になると期待できます。
このような取り組みは、地域の環境保全と子供の教育、そして最新技術の社会実装という、多岐にわたる課題に対するソリューションとなる可能性を秘めています。今後の実証実験の結果と、それを踏まえた取り組みの展開に注目していきたいと思います。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000072.000044108.html