ニュースの要約
- アスエネが米国のクライメートテック企業NZero Inc.を100%子会社化
- 両社の技術を融合し、世界トップクラスの脱炭素プラットフォームを構築
- 米国市場での事業拡大が加速する
概要
アスエネ株式会社は、米国でGHG排出量のリアルタイム可視化とAIエネルギーマネジメントクラウドを提供するクライメートテック企業NZero, Inc.の100%全株式を取得し、アスエネグループにジョインしました。
NZeroは、1時間単位の電力・ガスなどユーティリティのデータ自動収集と、AI活用によるリアルタイムかつ高精度なデータ可視化・削減施策のシミュレーションと提案をワンストップで提供しています。ネバダ州やミシガン州政府など、米国の州政府や公共セクターを中心に導入が進んでおり、TIME誌の「Best Inventions 2022」に選出されるなど高く評価されています。
アスエネはCO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「ASUENE」などの製品を通じて、10,000社以上の企業の脱炭素・ESG経営を支援してきた実績を持ちます。今回のNZero社の買収により、アスエネのグローバルな展開力と、NZeroの技術力及び米国の導入実績が融合し、世界水準の脱炭素プラットフォームの実現を目指します。
編集部の感想
編集部のまとめ
アスエネ:米国NZero Inc.の100%株式取得を実行についてまとめました
今回のアスエネによるNZero社の完全子会社化は、アスエネのグローバル展開において大きな一歩となります。両社が持つ高度な技術と実績を融合させることで、より精度の高い脱炭素ソリューションを提供できるようになります。
特に、NZeroが強みを持つ米国市場での導入実績は、アスエネのグローバル展開に大きな影響を与えるでしょう。連邦政府の脱炭素化への取り組みが低調な中、州政府や企業などの地域に密着したニーズに応える同社の技術は高く評価されています。
アスエネは、日本・アジアで築いた基盤と、今回のNZero社の完全子会社化によって得られた米国市場での優位性を組み合わせることで、世界レベルでの脱炭素ソリューションの提供を目指します。今後の両社の連携に期待が高まるところです。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000515.000058538.html