丸亀市猪熊弦一郎現代美術館:大竹伸朗の大規模個展を開催。かつてない密度で展観する、大竹伸朗の〈網膜〉世界。

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ニュースの要約

  • 大竹伸朗が丸亀市猪熊弦一郎現代美術館で大規模個展を開催
  • 30年ぶりに展開される大竹の「網膜」シリーズを中心に、新作や未公開作品を展観
  • アトリエを移した宇和島にちなみ、同地域の美術館で大竹の代表作を集中的に紹介

概要

1955年生まれの現代アーティスト・大竹伸朗の大規模個展が、2025年8月1日から11月24日まで丸亀市猪熊弦一郎現代美術館で開催されます。

大竹は1970年代後半から作品発表を開始し、ドクメンタやヴェネチア・ビエンナーレなどの国際展にも多数参加してきた第一線の作家です。今回の展覧会では、1988年に宇和島に拠点を移して以来制作を続けている「網膜」シリーズを中心に紹介します。

「網膜」シリーズは、長期保管された感光性の素材にウレタン樹脂を施すことで、時間を経た色彩の変化や痕跡を絵画作品に取り入れたものです。その表現を通して「時間」や「記憶」といったテーマに迫っています。

本展では、新作12点をはじめ、音と光を取り入れた大型レリーフ作品や1990年代初頭の未発表作品など、これまで公開されたことのない珠玉の作品群が丸亀の地で集結します。また、2013年に同館で開催された個展「大竹伸朗展 ニューニュー」から12年ぶりの個展となるため、大竹のキャリアの節目を示すものとなるでしょう。

さらに、宇和島の拠点から車で1時間弱の同じ四国・予讃線沿線に位置する丸亀市での開催も注目に値します。大竹の活動の軌跡を新しい視点から追体験できる、まさに必見の展覧会といえます。

編集部の感想

    大竹伸朗の代表作「網膜」シリーズを集中的に展観できるのは魅力的ですね。時間とともに変化していく素材の表情を通して、作品の深い世界観が引き立つと感じました。
    丸亀市の美術館で開催されることで、大竹がアトリエを置いた宇和島の地域性を感じられるのが良いですね。地域とアーティストの関係性を感じられる展覧会になりそうです。
    新作や未公開作品が多数登場するとのことで、大竹ファンはもちろん、現代アートに関心のある人にとっても必見の内容だと思います。大規模かつ密度の高い展示に期待できそうです。

編集部のまとめ

丸亀市猪熊弦一郎現代美術館:大竹伸朗の大規模個展を開催。かつてない密度で展観する、大竹伸朗の〈網膜〉世界。についてまとめました

今回の大竹伸朗の個展は、1988年にアトリエを移した宇和島の地域性と重なり合いながら、大竹の代表作「網膜」シリーズを中心に、30年ぶりに丸亀市の美術館で紹介されるものです。

長年の活動の集大成とも言える本展では、新作や未公開作品が多数登場し、大竹の表現世界を立体的に捉えることができるでしょう。特に、時間や記憶をテーマに変化する素材の表情を通して描かれる「網膜」作品には注目が集まりそうです。

丸亀市の美術館が舞台となることで、大竹のアトリエが置かれていた宇和島の地域性が感じられ、作品の背景にある作家の思いにも迫れる良い機会になると期待できます。現代アートファンはもちろん、大竹伸朗のファンも見逃せない内容となっています。

参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000142923.html

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