ニュースの要約
- 超小型衛星開発のアークエッジ・スペース社がSaaS版クラウドERPの「SAP S/4HANA(R) Cloud」を採用
- フォーカスシステムズが同社の基幹システム強化を支援
- SAPジャパンとの連携により、IoTやAIの活用も期待
概要
SAPジャパン株式会社とフォーカスシステムズは、株式会社アークエッジ・スペースが、SaaS型ERPの「SAP S/4HANA(R) Cloud Public Edition」を採用したと発表しました。
アークエッジ・スペースは、世界最先端の技術を駆使して超小型衛星の開発を行う企業です。国の機関とも連携しながら革新的な技術開発を進めている同社では、これまで部門ごとの個別システムやスプレッドシートが点在していましたが、監査対応の強化、業務の効率化、プロジェクトの正確な収支把握などを目的に、経営基盤としての基幹システム強化を検討していました。
その結果、SAP S/4HANA Cloudの採用を決定したとのことです。ユーザー企業の規模に関わらず導入しやすいコストが魅力的だったほか、基幹システムのグローバルスタンダードとしての信頼性、さらにはFit to Standardによる業務の標準化やAIの活用にも期待を寄せているとのことです。システムの構築はフォーカスシステムズが担当し、2025年4月より導入プロジェクトを開始しています。
編集部の感想
編集部のまとめ
SAP S/4HANA(R) Cloud:アークエッジ・スペース社が超小型衛星開発でSaaS版クラウドERPを採用についてまとめました
今回のニュースは、超小型衛星開発に取り組むアークエッジ・スペース社がSAPのクラウドERP「SAP S/4HANA(R) Cloud」を採用したというものです。
アークエッジ・スペース社は、宇宙開発分野で急成長を遂げている企業で、国の研究機関とも連携しながら革新的な技術開発を進めています。しかし従来の基幹システムは部門ごとに点在しており、さまざまな課題に直面していたため、ERPシステムの導入を検討していました。
そうした中で、SAP S/4HANA Cloudを選択したのは、同社の規模でも導入しやすい価格設定と、基幹システムのグローバルスタンダードとしての信頼性が大きな魅力だったようです。加えて、Fit to Standardによる業務の標準化やAIの活用といった機能にも期待を寄せています。
システム構築はSAPパートナーのフォーカスシステムズが担当し、2025年4月より導入プロジェクトがスタートする予定です。今後のアークエッジ・スペース社の事業拡大と、SAP S/4HANA Cloudの活用による経営基盤の強化が期待されます。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000040.000085937.html