ニュースの要約
- PIXTAが「日本人 顔表情動画データセット」の販売を開始
- 表情認識AIの開発に役立つ機械学習用データセット
- 日本人の多様な表情を集めたデータで、国内でのAI技術発展を支援
概要
PIXTAは、写真・イラスト・動画・音楽素材のマーケットプレイス「PIXTA」を運営する株式会社です。
このたび、PIXTA は「機械学習用画像・動画データ提供サービス」として、日本人の表情11種を集めた動画データセットの販売を開始しました。
この動画データセットには、日本人10名分の表情11種類を3方向(正面・右45度・左45度)から撮影した動画が含まれています。
感情を高精度で識別するAIの開発に活用できるほか、日本人特有の表情ニュアンスを学習させることで、顔認識・表情解析モデルの精度向上にも貢献できると期待されています。
近年、顔動画データを活用した機械学習は、医療、接客、教育など幅広い分野で応用が進んでいますが、プライバシー性の高さから開発現場でデータ収集が課題となっていました。
特に日本人の表情動画を扱ったオープンデータは数が少ないのが現状でしたが、今回PIXTAが提供を開始することで、日本国内におけるAI技術の発展が期待できます。
PIXTA は今後も、AI開発の現場で求められるデータを迅速に提供し、日本発のAI技術の普及に貢献していく方針です。
編集部の感想
編集部のまとめ
PIXTA:機械学習用「日本人 顔表情動画データセット」販売開始についてまとめました
PIXTA が提供を開始した「日本人 顔表情動画データセット」は、表情認識AIの開発に貢献できる画期的なデータセットだと評価できます。
近年、顔動画データを活用したAI技術の応用が広がる中で、プライバシー保護と利便性のバランスが課題となっていましたが、PIXTA のこの取り組みは、この課題に一石を投じるものだと思います。
特に、日本人特有の微妙な表情のニュアンスを捉えたデータは、国内のAI技術発展に大きく貢献できるはずです。
PIXTA には、今後も開発現場のニーズに応えるデータを提供し続けていってほしいですね。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000308.000008963.html