ニュースの要約
- JTOWER、ドコモから取得した通信鉄塔で初の携帯キャリア4社によるタワーシェアリングを開始
- タワーシェアリングにより、通信事業者の設備投資やコスト削減、環境負荷の低減が期待
- JTOWERはインフラシェアリングのパイオニアとしてこの取り組みを推進
概要
株式会社JTOWERは、通信事業者から取得した通信鉄塔で初となる携帯キャリア4社によるタワーシェアリングの運用を開始しました。
JTOWERは2020年より屋外タワーシェアリング事業に本格参入し、自社での鉄塔建設のほか、NTTドコモ、NTT東日本、NTT西日本などの通信事業者からの鉄塔の買取も進めてきました。その結果、2025年3月時点で約7,400本の通信鉄塔を運用する体制を整えています。
今回の取り組みは、沖縄県に所在する同社の鉄塔で実施されるもので、携帯キャリア各社の調整・準備が整った順に、順次運用が開始されていきます。
タワーシェアリングにより、通信事業者の設備投資やメンテナンスコストの削減、工事回数の減少による環境負荷の低減、景観への配慮など、さまざまなメリットが期待されています。また、通信インフラの老朽化対策や災害への強靭性確保にも寄与するものと考えられています。
JTOWERは、これまで培ってきた通信分野における技術・知見を最大限発揮し、持続可能な社会の実現に向けて、インフラシェアリングの推進に取り組んでいきます。
編集部の感想
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ドコモから取得した鉄塔を使って、4社共同でタワーシェアリングを実現するのは画期的ですね。
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インフラ共有によるコスト削減や環境負荷の低減は、通信事業者にとっても消費者にとってもメリットが大きいと感じます。
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JTOWERがパイオニアとして、このタワーシェアリングの取り組みを主導していくことに期待がかかっています。
編集部のまとめ
JTOWERシェアリング:ドコモから取得した鉄塔で初となる携帯キャリア4社によるタワーシェアリングを開始についてまとめました
今回のJTOWERによるタワーシェアリングの取り組みは、通信インフラの効率的な活用と持続可能な社会の実現につながる非常に重要な取り組みだと評価できます。
携帯キャリア4社が共同で1つの鉄塔を利用することで、設備投資やメンテナンスコストの削減、環境負荷の低減などの大きなメリットが得られます。特に、災害時の通信インフラの強靱化にも寄与するため、安定した通信サービスの提供にもつながるでしょう。
JTOWERがインフラシェアリングのパイオニアとして、この取り組みを推進していくことで、日本の通信インフラがより効率的かつ持続可能なものへと進化していくことが期待されます。消費者としても、安定した通信サービスの享受と環境への配慮という観点から、この取り組みに注目していきたいと思います。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000146.000020999.html