ニュースの要約
- KDDI株式会社が、Starlink活用の高速船上Wi-Fi「フェリーWi-Fi」を新日本海フェリーの新造船「けやき」の船内全域に導入する。
- これまでの「フェリーWi-Fi」導入船舶では一部共有エリアのみだったが、「けやき」では全客室を含む船内全域に高速インターネット環境を拡大する。
- 2025年11月14日に就航予定の「けやき」で、北海道・小樽から京都府・舞鶴間の約21時間の長距離航海をサポートする。
概要
KDDI株式会社は、衛星ブロードバンドStarlinkを活用した船上Wi-Fiサービス「フェリーWi-Fi」を、2025年11月14日に就航予定の新日本海フェリーの新造船「けやき」の船内全域に展開する。
これまでの「フェリーWi-Fi」導入船舶では、エントランスホールやレストランなど一部共有エリアに限定されていたが、「けやき」では、全客室を含む船内全域に高速インターネット環境を拡大する。客室内や移動中も快適に利用でき、利便性がさらに向上する。
2025年1月に開始した「フェリーWi-Fi」は、電波の届きにくい船上でも最大220Mbpsの高速衛星通信を実現している。家族や友人との連絡、動画視聴、旅先の情報収集など、さまざまな用途に活用できる。現在、6隻の船舶に導入されており、2025年度中に10隻へ拡大予定だ。
編集部の感想
- Starlink技術を活用して船内全域でWi-Fiが使えるようになるのは、長距離フェリーでのネット環境の改善につながる大きな前進だと思います。
- 旅行中でも快適にネットが使えるようになるのは、旅先の情報収集や連絡手段が格段に向上して便利になりそうですね。
- 220Mbpsという高速通信を実現しているのは、船内でもストレスなくネットが使えるようになるという点で非常に魅力的だと感じます。
編集部のまとめ
「フェリーWi-Fi」:Starlink活用の高速船上Wi-Fiを新日本海フェリーの新造船「けやき」船内全域に導入についてまとめました
KDDI株式会社がStarlinkの高速衛星通信技術を活用して提供する「フェリーWi-Fi」サービスが、新日本海フェリーの新造船「けやき」の船内全域に導入されることが発表されました。これまでの「フェリーWi-Fi」導入船舶では一部共有エリアのみだったのに対し、「けやき」では全客室を含む船内全域に高速インターネット環境が広がります。
最大220Mbpsの高速通信を実現する「フェリーWi-Fi」は、旅行中の様々なシーンで活用できるサービスとして期待されます。家族や友人との連絡、動画視聴、旅先の情報収集など、インターネット接続が必要な用途が多くあるフェリー旅行において、快適な通信環境が整備されることは大きな前進といえるでしょう。
2025年11月の就航を予定する新造船「けやき」では、北海道・小樽から京都府・舞鶴間の約21時間にも及ぶ長距離航海をStarlinkの高速通信でサポートする、魅力的なサービスといえます。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000136.000097141.html