ニュースの要約
- リアルな月面探査シミュレーター「REAL MOON」が12月16日より無料でリリース
- ヒストリア社とJAXAの共同研究による月面シミュレーション環境を利用
- 月面探査や観測データを基にした精度の高い月面を再現
概要
Unreal Engine専門のソフトウェア開発会社 株式会社ヒストリアが、観測データや論文を基に作られたリアルな月面シミュレーション探索ゲーム「REAL MOON」を2025年12月16日に Steamにて無料で公開しました。
本作の月面地形は、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構（JAXA）とヒストリアによる共同研究の成果物を利用し、精度の高い”リアルな月面”を再現しています。実際に計測されたDEMデータ(地形の高さ情報)、クレーターの分布率、岩の分布率、時間ごとの太陽/地球/月の位置関係などを基に、まるで月面に立っているかのような没入感を味わえます。
また、本作では月面探査の過程を体験できるだけでなく、時間の経過を自由に操作したり、ロケット・旗・ボール・ライトなどのオブジェクトを配置したりと、より深い体験が楽しめます。さらに、フォト機能を使ってこだわりの”月面ショット”を撮影することもできます。
リリースを記念して「フォトコンテスト」も開催され、JAXA 研究開発部門の平澤さまも審査員として参加します。
編集部の感想
編集部のまとめ
REAL MOON：リアルな月面探査シミュレーター「REAL MOON」が12月16日より無料でリリース。ヒストリアとJAXAの共同研究による月面シミュレーション環境を利用。についてまとめました
「REAL MOON」は、観測データや論文を基に精度の高い月面環境を再現した、まさに月面探査の体験ができるシミュレーターです。単なる月面表面の再現にとどまらず、時間の経過や自由なオブジェクト配置など、さまざまな演出要素も用意されており、”月面に立っている”ような没入感を味わえるのが魅力的です。
特にJAXAとの共同研究によって構築された月面シミュレーション環境は、今後の宇宙産業における需要の高まりが期待されており、本作がその基盤づくりに寄与できるのは大きな意義があるでしょう。
さらに無料で遊べるという点も魅力で、月面探査に興味のある人なら幅広い層に受け入れられそうです。フォトコンテストの開催も注目で、月面シミュレーションの表現力の高さをいかに楽しめるかが楽しみですね。
参照元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000106.000023321.html
