ニュースの要約
- 2024年のスマホゲーム市場において、トップ100に占める新規タイトル数が20作品を超えた。
- トップ100のうち40タイトルがIPタイトルで、ゲーム原作や長寿アニメ作品が人気を博した。
- 海外発タイトルが53作品と過半数を初めて超え、中国企業の放置RPGやストラテジーゲームが人気となっている。
概要
株式会社スパイスマートは、2024年のスマホゲーム市場動向を総括する振り返り調査を行いました。
調査によると、トップ100のうち新規タイトルが20タイトル以上となり、2020年以来の増加となりました。主な新規ヒットタイトルとして『Pokemon TCG Pocket』、『学園アイドルマスター』、『俺だけレベルアップな件:Arise』などが挙げられます。一方で、2025年で運営10年以上となるタイトルも24タイトルと、長寿作品の人気が根強いことがわかりました。
IP関連タイトルについては、トップ100の40タイトルがIPタイトルで、家庭用ゲームや長寿アニメ作品が中心となっています。一方で、海外PCゲームの原作作品も24タイトルを占めるなど、幅広い人気が見られました。
地域別では、海外発タイトルが53作品と過半数を超えるなど、中国ゲーム企業の放置RPGやストラテジーゲームの人気が高まっています。また、『原神』『ブルーアーカイブ』『崩壊:スターレイル』などの本格RPGタイトルでは、ゲームシステムだけでなくキャラクターの人気が定着していることも明らかになりました。
編集部の感想
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新規タイトルが20作品を超えたのは、スマホゲームの市場活性化のいい兆しだと感じます。
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IPタイトルの人気が依然として高いのは、ゲームユーザーが馴染みのある作品を求めているからだと思います。
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海外タイトルの躍進は面白い傾向ですね。日本市場への浸透が進んでいるようです。
編集部のまとめ
スパイスマート:2024年スマホゲーム市場の総括レポートを配信。トップ100以内に新規タイトルが4年ぶりの20作超えについてまとめました
スパイスマートの調査によると、2024年のスマホゲーム市場では新規タイトルの活躍が目立った一年となりました。トップ100に占める新規作品数が20タイトルを超えたのは、2020年以来の大きな盛り返しと言えます。ポケモンやドラクエなどの定番IPタイトルに加え、『学園アイドルマスター』や『俺だけレベルアップな件:Arise』など、日本発IPや海外PCゲーム原作のタイトルが人気を集めたことが特徴的です。
一方で、運営10年以上の長寿作品も24タイトル入っているなど、日本市場ならではの傾向も見られました。さらに海外発タイトルが過半数を占めるなど、グローバル化も進んでいることがうかがえます。ゲームシステムやキャラクターが人気となった本格RPGなども注目を集めており、今後のスマホゲーム市場の変化にも期待が高まります。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000038.000023865.html