ニュースの要約
- 鳥取市と連携して新しい生活支援サービス「スーパーアプリ」を開発
- 「スーパーアプリ」を活用したオンライン診療の実証実験を実施
- オンライン診療により高齢者の通院負担の軽減が期待されている
概要
株式会社LIMNOは、2024年7月より鳥取市と連携して構築を進めている生活支援サービス「スーパーアプリ」を活用した実証実験を行っています。
10月21日には、鳥取市佐治町国民健康保険診療所、株式会社アクシスと連携し、佐治町地区での「オンライン診療」の実証実験を実施しました。高齢化率の高い佐治町において、患者様の通院の軽減、利便性の向上、および地域医療サービスの安定的な確保を目的としています。
今回のオンライン診療の実証実験では、佐治町余戸公民館と佐治診療所に設置した当社タブレットを接続してビデオ通話による診療を行い、診療から処方薬の受け取りまでをスムーズに実施できることが確認されました。
実験に参加した患者様からは「違和感なく受診ができた」「車の使用が困難な場合でも診療を受けられるのは便利」といった好評な声が寄せられました。また、医師からも「患者さんの表情や状態などを確認でき、実際の診察に近い形で診察ができた」との評価をいただきました。
鳥取市からも「高齢化率が高く、医療アクセスが困難な山間地域において、遠隔で医療を受けることが可能となり、医師不足の課題解決にも繋がる」と期待される声が寄せられています。
今回の実証実験の成果を踏まえ、より使いやすい「スーパーアプリ」の開発を進めていくとともに、他の地域へも展開していく予定です。デジタル技術を活用し、一人一人に優しい生活支援サービスを提供することで、誰もが暮らしやすい、住み続けたいと思える地域づくりに貢献していきます。
編集部の感想
編集部のまとめ
『スーパーアプリ』:当社タブレットを活用した生活支援サービスによる「オンライン診療」の実証実験を実施についてまとめました
今回の発表では、株式会社LIMNOが鳥取市と連携して開発を進めている生活支援サービス「スーパーアプリ」を活用した「オンライン診療」の実証実験の実施結果が報告されました。
高齢化が進む地域における医療アクセスの課題を解決するため、当社のタブレットデバイスを使ったオンライン診療の実証が行われ、患者さんや医療従事者からも高い評価を得ることができました。
特に、交通アクセスが悪い山間部の高齢者にとって、オンライン診療は大変便利で助かるサービスになると期待されています。また、医師不足の課題解決にもつながる取り組みとして注目されています。
今後は、より使いやすい「スーパーアプリ」の開発を進めるとともに、他の地域への展開も検討していくとのことです。デジタルテクノロジーを活用しながら、地域の課題解決に寄与するサービスの提供を目指す同社の取り組みは高く評価できるでしょう。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000132934.html