ニュースの要約
- 世田谷区で20年以上地域による子育て支援ネットワークづくりに取り組むNPO法人「せたがや子育てネット」が「東京都女性活躍推進大賞」を受賞
- 行政と連携しながら、地域の子育て支援団体、個人、企業などとの「せたがや区民版子ども子育て会議」の運営など、地域全体で子育てを支える取り組みを評価された
- 中学生に赤ちゃんの世話を体験してもらう「赤ちゃんを連れて学校へ行こう!」など、地域に根差した魅力的な事業を展開している
概要
特定非営利活動法人「せたがや子育てネット」は、世田谷区で20年以上にわたり、地域による子育て支援ネットワークづくりに取り組んできたNPO法人です。
今回、この長年の地域貢献が評価され、令和6年度の「東京都女性活躍推進大賞 大賞<地域部門>」を受賞しました。
同団体は、世田谷区内5つの「おでかけひろば」の運営や、区の子育て支援事業の受託など、行政との連携を深めながら活動を展開してきました。
また、団体代表の呼び掛けで始まった「せたがや区民版子ども子育て会議」は、区内の子育て関連団体や個人、行政関係者など多様な人が参加し、地域の子育て課題について議論を重ねています。この取り組みが、地域全体で子育てを支える体制づくりの一助になったと評価されたようです。
さらに「赤ちゃんを連れて学校へ行こう!」という事業では、親子ボランティアが中学校を訪問し、生徒たちと触れ合う機会を設けています。これにより、子育て経験の少ない若い世代にも赤ちゃんの世話の大切さを伝えるなど、地域の子育て支援に独自のアプローチを展開しています。
世田谷区は年間出生数が東京都内で最も多く、親子の孤立化や虐待といった課題も深刻化しています。そのような状況下で、「子育てしながら街に出よう!」を合言葉に、地域全体で子育てを支えようとするせたがや子育てネットの活動は、まさに時代のニーズに応えるものだと言えるでしょう。
同団体は今後も、行政や地域の関係団体、企業などと連携しながら、子育て家庭の支援に尽力していくことが期待されます。
編集部の感想
編集部のまとめ
せたがや子育てネット:世田谷区で20年以上地域による子育て支援ネットワークづくりに取り組むNPO法人が「東京都女性活躍推進大賞」を受賞についてまとめました
世田谷区で20年以上にわたり、地域による子育て支援ネットワークづくりに取り組んできたNPO法人「せたがや子育てネット」が、この度「東京都女性活躍推進大賞」を受賞しました。
同団体は、行政と緊密に連携しながら、地域の子育て支援団体や個人、企業など多様なステークホルダーを巻き込んだ「せたがや区民版子ども子育て会議」の運営など、地域全体で子育ての課題解決に取り組む姿勢が評価されたようです。
また、中学生に赤ちゃんの世話を体験してもらう「赤ちゃんを連れて学校へ行こう!」などの独創的な事業も注目されています。
子育て支援は地域全体で取り組むべき課題ですが、せたがや子育てネットのような先駆的な活動がその好事例となっているといえるでしょう。今後も、行政や企業、多様な地域のステークホルダーとの連携を深めながら、子育て家庭のニーズに寄り添い続けることが期待されます。
参照元:>https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000154881.html














