ニュースの要約
- 全席予約不要のオフィスと、一部予約制のオフィスが半々に存在している
- 席の決め方は「当日決める」人が57%、「前日までに決める」人が31.4%
- 座席選びの重要ポイントは「長時間座っても疲れない椅子や机」「荷物を床置きせずに済むこと」など
概要
プラス株式会社ファニチャーカンパニーは、フリーアドレスオフィスでの勤務経験のある会社員500名を対象に「座席選び」についてのWEB調査を実施しました。
調査の結果、全席予約不要のオフィスで働いている人が50%、全席もしくは一部で予約制が導入されているオフィスで働いている人も50%とちょうど半々でした。
座席を決めるタイミングは「当日決める」人が57%、「前日までに決める」人が31.4%となりました。「当日決める」理由は「完全フリーなので当日決めるしかない」「周囲の人を見てから決めたい」など、「前日までに決める」理由は「良い席が取られてしまうので早めに予約する」などの声が寄せられています。
また、席選びの条件として「長時間座っても疲れない椅子や机があり、デスクの面積が広く、荷物を床置きせずに済むこと」が上位に挙がりました。特に「荷物を床置きせずに済むこと」については、昨今のフリーアドレスオフィスではサイドキャビネットが置かれないことも多く、荷物置きの必要性を感じている人が多いのではと推察されています。
編集部の感想
-
フリーアドレスオフィスでは席取りに苦労している人が多いようですね。当日席を決める人と前日に予約する人がほぼ半々というのは興味深い結果です。
-
オフィス家具の一つとして「荷物の置き場」がニーズの高い点に注目しました。フリーアドレスでは収納スペースが限られているので、デスクまわりの工夫が重要だと感じました。
-
窓際や静かな場所など、好みの座席傾向がかなり分かれていることが分かりました。個人の作業スタイルに合わせてオフィス環境を整備することが大切ですね。
編集部のまとめ
職場の居心地WEB調査:オフィスの座席に求めるのは「〇〇せずに済むこと」82.6%!についてまとめました
今回の調査結果から、フリーアドレスオフィスにおける座席選びの実態が明らかになりました。
例えば、席の決め方が2つに分かれていることや、重視するポイントが個人によって異なることなどが分かりました。特に「荷物を床置きせずに済む」ことが重要だと多くの人が回答していたのは興味深い点です。
昨今のオフィス環境の変化に伴い、座席の使い勝手をいかに高めるかが課題となっているようです。従業員一人一人の作業スタイルやニーズに合わせたオフィス設計が求められる中、調査結果はそうした取り組みの参考になるのではないでしょうか。
今後も「職場の居心地」に関するさまざまな角度からの調査結果を発信していきます。オフィス環境の改善につながる情報をお届けできればと思います。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000043.000065544.html