ニュースの要約
- パナソニックグループは、リハプライム株式会社、京都大学、香川大学と共同で、高齢者施設利用者とそのご家族のウェルビーイングを向上させる「テレさんぽ日記」サービスの共同実証を開始します。
- 「テレさんぽ日記」サービスは、施設での運動データや日常の様子などを活用し、施設利用者と非同居の家族とをつなぐソリューションサービスです。
- この取り組みは、パナソニックが「FAMILICO」プロジェクトで行っているウェルビーイング研究の成果を介護・福祉領域に展開するものです。
概要
パナソニック ホールディングス株式会社は、パナソニック エンターテインメント&コミュニケーション株式会社とリハプライム株式会社と共同で、2025年2月より、高齢者施設利用者と離れて暮らすご家族とをつなぐソリューションサービス「テレさんぽ日記」の実証実験を開始します。
「テレさんぽ日記」は、パナソニックが「FAMILICO」プロジェクトにおいて京都大学と香川大学とともに開発中の「家族を理解する技術」「理解した家族の特徴にあわせて支援の方針を定めるAI技術」「家族のコミュニケーションを支援する技術」を導入し、3つのウェルビーイング体験を創出するソリューションサービスです。「敬護」の理念に基づき、リハプライムが運営する歩行機能回復を目的とするリハビリデイサービス「コンパスウォーク西上小町」「コンパスウォーク大宮西口」に期間限定で導入して実証を進めていきます。
この取り組みは、パナソニックグループを横断して各事業会社と連携し、人々のくらしに寄り添ったソリューションサービスの創出・社会実装に貢献することを目的としています。
編集部の感想
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高齢者施設の利用者と家族をつなぐ取り組みは重要だと思います。コロナ禍で離れ離れになった家族の絆を深めるのに役立つかもしれませんね。
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パナソニックの「FAMILICO」プロジェクトの成果を活用するのは良いアイデアです。研究成果をきちんと事業化につなげようとしているところが印象的です。
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リハビリデイサービスとコラボするのも新鮮ですね。運動データやコミュニケーションを支援する機能が、利用者の健康維持や家族との絆を深めるのに役立つと期待できます。
編集部のまとめ
「テレさんぽ日記」:高齢者施設利用者とご家族のウェルビーイングを向上させるサービスの共同実証を開始についてまとめました
パナソニックグループは、リハプライムやアカデミアと連携し、高齢者施設利用者とそのご家族の絆を深めるサービス「テレさんぽ日記」の共同実証を開始します。コロナ禍で施設利用者と家族が離れ離れになった課題に対し、施設内での体験や家族とのつながりを深める機会を提供する取り組みは注目に値します。
特に、パナソニックの「FAMILICO」プロジェクトで蓄積された「家族を理解する」「家族のコミュニケーションを支援する」技術を活用することで、利用者個人や家族のニーズに合わせたきめ細かいサービスを展開できる可能性があります。リハビリデイサービスとの連携も、健康維持につながる効果が期待できます。
高齢化が進む日本社会において、施設利用者とご家族のウェルビーイングを向上させる取り組みは非常に重要です。パナソニックグループの挑戦が、より良いサービスの開発につながることを期待しましょう。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000006125.000003442.html














