ニュースの要約
- パナソニック コネクトがシフト最適化ソリューション「CYTIS Shift for Logistics」を提供開始
- 花王のロジスティクスセンター全44拠点への導入を完了
- 業務の平準化と従業員の多様な勤務条件を考慮したシフト自動作成を実現
概要
パナソニック コネクト株式会社は、倉庫業務の標準化と人員計画の最適化を実現するSaaS型業務アプリケーション「CYTIS Shift for Logistics」の提供を開始しました。
本サービスは、AI(数理最適化)を活用し、入出荷物量の予測データ、業務の生産性、順序性、作業の最大・最小人数の制限といった業務の制約事項、そして従業員の多様な勤務条件を考慮して、最適な人員配置・シフトを自動作成します。これにより、倉庫における業務量の平準化と生産性の向上、従業員の勤務条件に即したシフト作成による工数削減を実現します。
また、花王のロジスティクスセンター全44拠点への導入が完了しています。花王では、ベテラン社員に頼ることなく効率的に現場運営できるインフラを構築し、倉庫の現場運営の安定化が課題でした。パナソニック コネクトは、業務の可視化と標準化支援を行い、シフト作成時間の短縮、最大ピーク人員の抑制による効率的な人員計画の最適化を実現しました。今後は、蓄積されたデータを活用することで、データに基づく人員・雇用計画の立案精度向上とさらなる現場業務の負荷軽減を目指していきます。
編集部の感想
編集部のまとめ
CYTIS Shift for Logistics:パナソニックグループがシフト最適化ソリューションを提供開始 ~花王のロジスティクスセンター全44拠点に導入完了~についてまとめました
このたび、パナソニック コネクトが提供を開始したシフト最適化ソリューション「CYTIS Shift for Logistics」は、物流業界が抱える課題に対するきめ細かな対応が評価できる製品です。
AI技術を駆使して、入出荷量の予測や業務の制約条件、従業員の勤務実態などを踏まえ、最適なシフトを自動作成する機能は、現場の生産性向上とコスト削減につながると期待できます。特に、花王のロジスティクスセンターへの導入で実績を示したことは、本サービスの有効性を示すものだと言えるでしょう。
今後も、このような物流現場の課題解決に繋がるソリューションの提供を期待したいと思います。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000006137.000003442.html