ニュースの要約
- IT業界のスキル管理に関する実態調査が行われ、48.3%の企業がスキル管理を実施していることが明らかになった。
- 従業員数が多い大企業ほど、スキル管理を実施している割合が高いことが分かった。
- スキル管理の運用方法は、専門ツールの利用と並行してExcelなどの併用も行われていることが判明した。
概要
株式会社エフ・ディー・シーは、IT業界に従事する20代~50代の社員522名を対象に、スキル管理(スキルマップ・力量管理)に関する実態調査を実施しました。
その結果、所属する会社でのスキル管理の実施状況は「実施している」が48.3%、「実施していない」が38.3%、「わからない」が13.4%という結果となりました。 また、従業員数ごとに分析すると、従業員数が多い大企業ほど、スキル管理を実施している割合が高いことが分かりました。
さらに、スキル管理を実施していると回答した方にその運用法について聞いたところ、「スキル管理ツールなど専門ツール」が66.2%、「Excel/Wordなど」が49.6%、「紙での運用」が10.3%、「その他」が2.8%という結果となりました。 専門ツールを利用しているにも関わらずExcelやWordなどと併用をしている企業も多く、完全なツール移行が進んでいないという現状も明らかになりました。
編集部の感想
編集部のまとめ
【スキル管理実態調査】IT業522名対象、株式会社エフ・ディー・シーが実施についてまとめました
今回の調査では、IT業界にとってスキル管理が重要な課題となっていることが明らかになりました。 特に大企業を中心に、スキル管理の取り組みが進んでいるのが分かります。 ただし、専門ツールを導入しつつもExcelやWordなどと併用する企業も多く、完全なツール移行ができていないという課題も浮き彫りになりました。
今後、ITツール導入にあたっては、単なる製品提供だけでなく、現場の使い勝手や定着支援まで含めたサポートが求められそうです。スキル管理の重要性が高まる中、企業に寄り添ったソリューションが必要不可欠だと感じます。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000094496.html