ニュースの要約
- 北日本の五つの季節を描いた「十和田湖シリーズ」の最終章「十和田湖 冬 (Towadako Winter)」がリリースされた
- 作曲家のNick Woodが十和田湖の厳しさと美しさを表現したサウンドを、先端テクノロジーを駆使して制作した
- 日本人アーティストなども参加し、自然の要素とエモーショナルな要素が融合した作品に仕上がった
概要
北日本の五つの季節を描いた全5章にわたる「十和田湖シリーズ」の集大成となる「十和田湖 冬」は、作曲家のNick Woodが十和田湖畔のスタジオから見た冬の季節の変化を記録したサウンドワークス。
十和田湖の厳しさと圧倒的な美しさという二面性を表現し、自然・セルフリクレクション・ウェルビーイングをテーマにしたアンビエントミュージックに仕上がっている。
Woodは「十和田湖の冬は一年の中で最も過酷な季節ですが、それと同時に最も美しい季節でもあります。この時期、私の小さなボートハウスへは積雪のため簡単には辿り着けず、雪の中を歩いて向かうしかありません。この疎遠と静寂こそが、特別な何かを感じさせてくれます」と語る。
そこで着想を得たWoodは「アイス・マリンバ」という地元の製氷会社で削り出された氷の楽器を発明。この楽器の音がメインモチーフとなっている。
また、日本人アーティストNoricoとYula Yayoiのボーカル、Sean Halleyのエレクトリックギター、Adam Jamesのアコースティックギター、Ariel Solのハープなども参加し、自然のサウンドとエモーショナルな要素が融合された作品に仕上がっている。
「十和田湖 冬」は2月28日よりSpotify、Apple Musicなどの主要ストリーミングサービスで世界配信される。
編集部の感想
編集部のまとめ
北日本の五つの季節を描いたシリーズ最終章「十和田湖 冬 (Towadako Winter)」リリースについてまとめました
今回リリースされた「十和田湖 冬 (Towadako Winter)」は、作曲家のNick Woodが十和田湖の冬の季節の変化を音楽で表現した作品です。
十和田湖の厳しさと美しさという両面性を音楽に落とし込み、自然、リフレクション、ウェルビーイングをテーマとしたアンビエントミュージックに仕上がっています。
特に印象的なのが、Woodが「アイス・マリンバ」と呼ぶ地元の製氷会社で削り出された氷の楽器の音がメインモチーフとなっていること。これにより、作品に自然の命を感じさせる力強い要素が加わっています。
また、日本人アーティストの参加によって、エモーショナルな側面も併せ持った作品に仕上がっており、北日本の厳しい冬の情景を感じさせる素晴らしい作品となっています。
5部作シリーズの集大成として、十和田湖の四季を音楽で体感できるこの作品は、自然の美しさを感じさせながら、同時に人の心にも寄り添う素晴らしい仕上がりだと言えるでしょう。
参照元:>https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000127128.html