ニュースの要約
- QPS研究所が開発した小型SAR衛星「スサノオ-I」が、米国Rocket Lab社のELECTRONロケットで3月10日に打ち上げ予定。
- 「スサノオ-I」は、中傾斜軌道に投入され、高精細な地球観測データを提供する。
- QPS研究所はこれまでに2機の小型SAR衛星を運用しており、最終的には36機のコンステレーションを目指している。
概要
QPS研究所は、小型SAR衛星「QPS-SAR」の9号機「スサノオ-I」が、米国Rocket Lab社のELECTRONロケットにより3月10日に打ち上げられることを発表しました。
「スサノオ-I」は、中傾斜軌道に投入される予定で、高精細な地球観測データを提供します。QPS研究所はこれまでに2機の小型SAR衛星を運用しており、最終的には36機のコンステレーションを目指しています。
今回の打ち上げは、QPS研究所とRocket Lab社が締結した8機分の打ち上げ契約の最初のミッションとなります。Rocket Lab社の「ELECTRON」ロケットでは、打ち上げごとにミッション名が付けられており、今回は「The Lightning God Reigns」と命名されています。
QPS研究所は、2005年に福岡で創業された宇宙開発企業で、九州大学での小型人工衛星開発の技術をベースに、国内外で衛星開発やスペースデブリへの取り組みに携わってきたパイオニア的存在です。また、QPS研究所の事業は、創業者たちが宇宙技術を伝承し育成してきた北部九州を中心とする全国25社以上のパートナー企業に支えられています。
編集部の感想
-
小型SAR衛星の開発に長年取り組むQPS研究所の新しい挑戦に期待が高まります。
-
打ち上げ後の衛星の動きや観測データの活用方法など、今後の展開にも注目していきたいですね。
-
九州発の企業が世界トップレベルの技術を持つに至った背景にも興味があります。
編集部のまとめ
QPS研究所小型SAR衛星「スサノオ-I」:米国Rocket Lab社 Electronロケットにて打上げ予定についてまとめました
QPS研究所が開発した小型SAR衛星「スサノオ-I」が、米国Rocket Lab社のELECTRONロケットで3月10日に打ち上げられることが発表されました。「スサノオ-I」は中傾斜軌道に投入され、高精細な地球観測データを提供する予定です。
QPS研究所は、これまでに2機の小型SAR衛星を運用しており、最終的には36機のコンステレーションを目指しています。今回の打ち上げは、同社とRocket Lab社が締結した8機分の打ち上げ契約の最初のミッションとなります。
QPS研究所は2005年に福岡で創業された宇宙開発企業で、九州大学での小型人工衛星開発の技術をベースに、国内外で衛星開発やスペースデブリへの取り組みに携わってきたパイオニア的存在です。今回の「スサノオ-I」の打ち上げは、同社の新たな挑戦として注目に値するでしょう。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000068.000049970.html