ニュースの要約
- 2025年の国際女性デーに向けて、公益財団法人ジョイセフがSRHR(性と生殖に関する健康と権利)の普及を目指したムーブメントを拡大する
- 国際女性デー制定50周年を迎え、「女性の健康が、世界を変える」をスローガンにホワイトリボンムーブメントを展開
- 2025年の寄付は、ケニアと日本での女性や少女の命と健康を守る性に関する教育と情報普及活動に活かす
概要
公益財団法人ジョイセフは、3月8日の国際女性デーを迎えるにあたり、世界中の女性の健康と権利を願い、エンパワーメントのためのムーブメントを拡張します。
起源は今から100年以上も前の20世紀のはじめ(1904年)に、「女性に男性と同じ権利を与えよ」と求める声が世界各国で高まり続けたことにさかのぼります。1977年の国連総会で正式に「女性の権利と国際平和を祝う日＝国際女性デー」と定められてから、世界各地でこの記念日に催しが開催されるようになりました。
近年、日本における芸能界の性的なトラブル報道は、女性の権利侵害が依然として深刻であることを示しています。これらの問題の背景には、性教育の不足やSRHRへの認識不足があります。国際的にも、女性の権利を軽視する動きが顕著で、安全な中絶を求める女性たちが命を落とす現実があります。ジョイセフは、こうした状況に立ち向かい、SRHRの普及を目指します。
国際女性デー制定から50年となる2025年、「女性の健康が、世界を変える」を合言葉に、ホワイトリボンムーブメントを拡大します。ホワイトリボンランや各種イベントを通じて、SRHRへの理解を深め、行動を可視化します。SRHRに関する教育と情報普及を加速させ、すべての女性が健康と権利を享受できる社会を目指します。
編集部の感想
編集部のまとめ
公益財団法人ジョイセフ：国際女性デー2025「empower myself」女性のエンパワーメントをムーブメントで！についてまとめました
このプレスリリースは、公益財団法人ジョイセフが2025年の国際女性デーに向けて、女性のエンパワーメントを推進するためのムーブメントを展開する取り組みについて詳しく紹介したものです。
制定から50年を迎える国際女性デーを機に、SRHR(性と生殖に関する健康と権利)の知識不足が根本原因となっている女性の権利侵害問題に取り組むことが重要だと述べています。そのために、ホワイトリボンムーブメントの拡大やイベントの開催、寄付金の活用など、様々な施策を展開していくことが明らかにされています。
特に注目されるのは、ケニアと日本での具体的な活動内容です。両地域で女性や少女の命と健康を守るための性に関する教育と情報提供を行うことで、SRHR推進に取り組むとしています。国際協力NGOならではの視点から、地域性を意識しつつ世界規模での支援を展開しようとしていることが伝わってきました。
国際女性デーという節目の年に、女性のエンパワーメントを具体的に実現していくジョイセフの挑戦は大いに注目に値するでしょう。
参照元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000144.000017711.html
