ニュースの要約
- 40代の人は、明確な目的がない時や初期段階では「単語検索」を活用する傾向がある
- 複数ワード検索では、より具体的な情報を得たいニーズが高い
- 検索結果のズレに対しては、多少の不満を感じつつも対処法を自ら考える傾向がある
概要
40代の人々は、日常的に検索エンジンを使う際に「単語検索」と「複数ワード検索」をどのように使い分けているのでしょうか?
そして、もし求める情報が得られなかった場合には、一体どんな行動を取るのか?
こうした疑問を明らかにするため、2025年2月12日に「SEO対策」で検索順位No.1を獲得した(注1)ランクエスト(https://rank-quest.jp/column/column/how-to-seo/)は、40代の男女150名を対象に「単語検索vs.複数ワード検索の実態」に関する独自調査を実施しました。
調査では、40代の検索行動を4つのポイントから多角的に分析し、その結果から見えてきた”検索のリアル”を探っています。
まず「単語検索」については、目的が明確でない段階でのざっくりとした情報収集や、馴染みの薄いキーワードの基本情報把握など、検索の初期段階で活用されている実態が明らかになりました。
一方「複数ワード検索」では、より具体的な情報を得たいニーズが最も高く、特定の場所や条件を明確にして必要情報を効率よく探す目的で活用されていることがわかります。
また複数ワード検索の結果がずれた際の反応を見ると、一定の不満はあるものの、ユーザー自らが検索ワードを調整したり別の手段を試したりと、柔軟に対処する姿勢が確認できました。
さらに検索結果が得られない場合でも、人に聞く前にまずはオンラインで再検索を試す人が大多数を占めるなど、40代はインターネット上でのセルフサービス型の解決スタイルを持っていることがうかがえます。
本調査結果から、40代の検索行動は「最初は単語でざっくりと情報を拾い、必要に応じて複数ワードや別の手段に切り替えながら目的を達成する」流れが主流であると考えられます。
SEO担当者やサービス運営者にとっては、単語検索でも的確な情報を届けられる仕組みを整えつつ、複数ワード検索やローカル検索にも対応して、ユーザーが次のステップに進みやすい導線を設計することが重要です。
編集部の感想
編集部のまとめ
ランクエスト:「ズレた検索結果」に40代はどう対処する? 複数ワード検索の落とし穴と”次の一手”をSEO会社ランクエストが徹底調査についてまとめました
今回のランクエストによる調査では、40代の検索行動における興味深い実態が明らかになりました。
特に注目されるのは、単語検索と複数ワード検索の使い分けや、検索結果のズレに対する受け止め方の柔軟さです。
単語検索は情報収集の入り口として活用され、複数ワード検索では具体性と精度の向上を目指すなど、ニーズに応じて使い分けている様子が窺えます。また、検索結果に不満があっても、自ら検索ワードを調整したり別の手段を試すなど、ユーザー自身が柔軟に対処している点は注目に値するでしょう。
これらの特徴を踏まえれば、SEO担当者やサービス運営者は、単語検索でも的確な情報を提供しつつ、複数ワード検索やローカル検索にも対応した導線設計を行うことが重要になってくると考えられます。
今回の調査結果は、ユーザーの実態をきめ細かく捉えており、今後のオンラインサービス改善の一助になるだろう内容だと思います。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000089.000140336.html