ニュースの要約
- MANGA総合研究所が初のマンガアニメIPリサーチ調査を実施
- マンガ・アニメIPのグローバル市場規模は約3.7兆円超
- IMART2024の基調講演など追加情報が発表された
概要
今年発足した一般社団法人MANGA総合研究所は、マンガやアニメから発するIPの市場調査を今後行っていくことが明らかになりました。
これまで、マンガやアニメを起点としたIPの市場調査は、それぞれの業界にとどまらず、ゲーム、グッズ、ライブエンターテイメントなどに展開していることは広く知られていましたが、これら全てを横断した市場調査は毎年継続する形では行われてきませんでした。
MANGA総研では、まずは初回となる今年の第0回IPリサーチ調査を発表しました。この調査では、「クールジャパン戦略」で参照されている「日本コンテンツの海外市場規模4兆6,882億円」(ヒューマンメディア社の調査)のうち、対象をマンガ・アニメIPに絞り、市場規模を算出しました。さらに、海外市場の解像度向上を試みた結果、マンガ・アニメIPのグローバル市場規模は約3.7兆円と推計されることがわかりました。
また、同調査では、5つのタイトル(『呪術廻戦』『ONE PIECE』『名探偵コナン』『進撃の巨人』『俺だけレベルアップな件』)について、より詳細な市場規模の情報も収集しています。
さらに、MANGA総研は、11月に開催されるIMART2024の基調講演の登壇者やスケジュールなどの追加情報も発表しました。
編集部の感想
編集部のまとめ
MANGA総研:マンガ・アニメIPのグローバル市場規模が約3.7兆円超に!IMART2024追加情報等についてまとめました
今回のニュースでは、一般社団法人MANGA総合研究所が初めて行った「マンガアニメIPリサーチ調査」の結果が発表されました。その中でも特に注目なのは、マンガ・アニメIPのグローバル市場規模が約3.7兆円超に上ると推計されたことです。この巨大な市場を前に、今後の業界の動向が大いに期待されますね。
また、MANGA総研では、IMART2024の基調講演の登壇者や詳細なスケジュールなども発表しました。オンラインも含めた多数の有識者による講演や議論が行われるようで、マンガ・アニメ業界の最新動向を把握できる絶好の機会になりそうです。
今回の調査結果はマンガ・アニメIPの重要性をあらためて示すものといえるでしょう。このデータを活用し、業界全体の発展につなげていってほしいですね。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000145029.html