ニュースの要約
- 「磁気研カセットラボラトリ」を運営する株式会社磁気研究所が、国内でのカセットテープ生産設備および技術の保全継承を目的に事業を展開している。
- 年間約2万本の生産体制を持ち、材料調達からマスタリング、デュプリケーション、カセット巻き込み、個包装、パッキングまでを一貫して行っている。
- これまで国内で販売されてきたミュージックカセットテープの品質を上回る品質を目指して取り組んでいる。
概要
株式会社磁気研究所は、国内でのカセットテープ生産設備および技術の保全継承を目的とする「磁気研カセットラボラトリ」を運営している。
2020年に運用を開始した当ラボラトリは、材料調達からマスタリング、デュプリケーション、カセットへの巻き込み、個包装、パッキングまで一貫して行うことができるのが特徴で、現在年間約2万本の生産体制で稼働している。
この生産技術は、老舗企業より継承したものであり、30年以上カセットテープ製作に携わってきた専門の技術者が担当している。これにより、これまで国内で販売されてきたミュージックカセットテープの1歩先を行く品質を目指している。
磁気研究所では、ミュージックカセットテープの製作も承っており、音源のマスタリングから包装まで自社内で行える体制を整えている。そのため、短納期と高品質なサービスを提供することができる。
カセットテープは、アナログ録音ならではの音質の特性に加え、物体に思い出を入れて所有する楽しさがあり、現在でも人気を博している。磁気研究所は、カセットに慣れ親しんだ世代にカセットの楽しみを提供するとともに、新たな世代にもその魅力を広げていきたいと考えている。
編集部の感想
編集部のまとめ
磁気研カセットラボラトリ：既製品の一歩先の品質を目指す 日本製カセットテープ工場の紹介についてまとめました
今回の発表では、株式会社磁気研究所が手掛ける「磁気研カセットラボラトリ」の取り組みが紹介されました。
同社は、カセットテープ生産設備および技術の保全継承を目的に事業を展開しており、年間約2万本の生産体制を持っています。材料調達からマスタリング、デュプリケーション、カセット巻き込み、個包装、パッキングまでを一貫して行うことで、これまでの既製品よりも一歩先の品質を実現しています。
この生産技術は、長年カセットテープ製作に携わってきた専門の技術者が担当しており、高品質なサービスの提供につながっています。また、ミュージックカセットテープの製作も承っているため、短納期での対応が可能です。
カセットテープの魅力としては、アナログ録音ならではの温かみのある音質に加え、物体に思い出を入れて所有する楽しさがあります。磁気研究所は、カセットに馴染みのある世代への提供とともに、新たな世代への普及にも期待が寄せられます。
このように、磁気研カセットラボラトリは、カセットテープ文化の継承と品質向上に取り組む日本のものづくりの魅力が感じられる事業だと言えるでしょう。
参照元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000053206.html
