ニュースの要約
- 「X（旧Twitter）」が最も利用されているSNSで半数以上の支持を集めている
- 「Instagram」と「TikTok」が2位と3位に入っている
- SNS利用傾向には性別、年代、世帯年収などの属性差が大きく影響していることが明らかになった
概要
株式会社フォーイットが運営するWeb3メディア「Mediverse（メディバース）」が、2025年3月時点での「SNS利用に関するアンケート」を実施しました。
その結果、「X（旧Twitter）」が最も利用されているSNSで50.4%の支持を集めており、続いて「Instagram」37.4%、「TikTok」19.2%、「Facebook」18.0%という順位になっていることが明らかになりました。
一方で、全体の22.4%が「その他」と回答しており、そのうち7割強が「利用しない」と回答していたことから、SNSを利用しない層も一定数いることがわかりました。
また、SNS利用傾向には性別、年代、世帯年収などの属性差が大きく影響していることも判明しました。例えば、「Instagram」の利用率は女性が男性の1.5倍近く高く、一方で「Facebook」「Threads」「LinkedIn」「mixi2」は男性が女性の1.6～3倍近く高いなど、性別によって好みが大きく異なることが明らかになりました。
年代別では、「X（旧Twitter）」と「TikTok」は年代が上がるにつれて利用率が下がる一方、「Facebook」は年代が上がるにつれて増加傾向にあるなど、年代による大きな違いが確認できました。
世帯年収別では、「Instagram」「Facebook」の利用率が年収が高くなるにつれてさらに伸びていく傾向にあることがわかりました。
編集部の感想
編集部のまとめ
株式会社フォーイット：実際に最も使われているSNSは？TikTokが3位、Instagramが2位、1位は？についてまとめました
この調査結果から、SNSの利用者層には大きな特徴があることがわかりました。例えば男女で好みが大きく異なるのは興味深い事実です。女性が「Instagram」を多く利用するのに対し、男性は「X（旧Twitter）」、「Facebook」、「Threads」といった他のSNSを好む傾向にあります。また、年代によっても「X（旧Twitter）」や「TikTok」の人気が下がる一方で「Facebook」の支持が増えるなど、世代間の違いも明確に表れています。
さらに、世帯年収が高い層ほど「Instagram」や「Facebook」の利用率が高まるなど、経済的な背景も利用傾向に影響していることが確認できました。
このように、SNSの人気は性別や年代、経済環境などのユーザー属性によって大きく異なることが浮き彫りになりました。企業がSNSマーケティングを検討する際は、こうした利用者層の特徴を踏まえて、適切なプラットフォームを選択することが重要だと思います。
また、現時点では「X（旧Twitter）」が最も利用されている一方で、「TikTok」や「Instagram」といった新しいSNSの人気も高まってきている状況です。SNSは常に変化し続ける環境にあるため、今後の動向にも注意を払う必要があるでしょう。
参照元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000430.000018246.html
