ニュースの要約
- DOORの終了に伴い、株式会社Urthがメタバースサービス「metatell」への移行ツールを開発
- 移行ツールでは、3Dデータや画像データをワンクリックで自動でmetatellに移行できる
- metatellはUnityベースではなく、管理者側で自由な変更が可能
概要
株式会社Urthは、株式会社NTTコノキューが提供するメタバースサービス「DOOR」の3月末のサポート終了に伴い、Urthが提供するmetatellへの移行を支援するために、移行ツールをリリースしました。
移行ツールでは、3Dデータや画像データを自動でmetatell上に移行することが可能です。DOOR終了に際して、手作業が発生していましたが、当該ツールでワンクリックの自動移行を実現し、移行にかかる工数の大幅な圧縮を実現します。
またmetatellは、DOORと同様に、spokeでの操作など、管理者側での自由な変更がブラウザ上で完結し、Unityなどの難易度の高いツールを必要としません。多くのメタバースサービス提供者ではUnityをベースにシステムを組んでおり、Unityの状況によってサービスの提供が左右されることが課題でしたが、Urthでは独自のシステムを構築しているため、冗長性が高く、安定したサービス提供が可能です。
今回の移行に際しては、コノキューのご協力のもと、Urth、トランスコスモスが共同で事前の技術検証を行い、移行に向けた準備を整えています。また、DOORから移行されたお客様限定で、2025年7月までの利用料を無償化し、最大75万円分のサポートを行うなど、移行を後押ししています。
編集部の感想
編集部のまとめ
「DOOR」:株式会社Urth、「DOOR」終了に伴いmetatell(メタテル)への移行ツールを開発についてまとめました
今回の発表は、NTTコノキューのメタバースサービス「DOOR」の終了に伴い、Urthが提供するmetatellへの移行を支援するための取り組みについてのものです。DOORからmetatellへの移行を円滑に進めるために、Urthは独自の移行ツールを開発しました。このツールにより、3Dデータや画像データをワンクリックで自動的にmetatellに移行することが可能になり、移行にかかる工数を大幅に削減できるというメリットがあります。
また、metatellはUnityベースのシステムではなく、管理者側で自由にカスタマイズできるという特徴があります。Unityのシステムは提供会社の依存度が高く、サービスの安定性に課題がありましたが、Urthのメタバースプラットフォームはこうした問題を解消しています。さらに、DOORから移行されたユーザーに対して無償サポートを行うなど、移行への配慮も見られます。
編集部としては、DOORからメタバースを移行する際の負担が大幅に軽減されるこのサービスは、ユーザー目線で非常に魅力的だと感じています。メタバース市場の拡大が見込まれる中、Urthが提供する「metatell」は今後の展開にも期待が持てるでしょう。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000060.000079697.html